ドラム式洗濯機、乾燥機能を使うと電気代がどのくらい上がるんだろう?毎月いくらかかるか気になる…
ドラム式洗濯機を購入したものの、乾燥機能を使うたびに「電気代が高くなっていないか」と気になる方は多いのではないでしょうか。実際、乾燥方式によって1回あたりの電気代に大きな差があるのがドラム式洗濯機の特徴です。
乾燥機能を毎日使うヒートポンプ式なら1ヶ月約600〜1,200円、ヒーター式なら約1,500〜1,800円が目安とされています。この差は年間で1万円近くに膨らむこともあり、選び方や使い方が家計に直結します。
この記事では、1回・1ヶ月・年間の電気代の目安を乾燥方式別に整理し、縦型洗濯機との比較や今日から実践できる節約方法まで、メーカーデータをもとにわかりやすく解説します。
- ドラム式洗濯機の電気代は洗濯のみなら1回2〜5円程度と安い
- 乾燥機能を使うとヒートポンプ式で1回20〜30円、ヒーター式で50〜70円の差がある
- 1ヶ月(毎日使用)ではヒートポンプ式で約600〜1,200円、ヒーター式で約1,500〜1,800円が目安
- まとめ洗いやフィルター掃除など今日からできる節約術がある
ドラム式洗濯機の電気代の目安|1回・1ヶ月・年間でいくら?
- ドラム式洗濯機の電気代の計算方法と基本の仕組み
- 乾燥機能を使ったときのドラム式洗濯機の電気代
- ドラム式洗濯機の1ヶ月の電気代はいくら?乾燥方式別の目安
- ドラム式洗濯機の電気代が安いのはどのタイプ?ヒートポンプ式とヒーター式の違い
ドラム式洗濯機の電気代の計算方法と基本の仕組み


ドラム式洗濯機の電気代は、次の計算式で求められます。
消費電力量(Wh)÷ 1,000 × 電気料金単価(円/kWh)= 電気代
電気料金の目安単価は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会が定める 31円/kWh が広く使われています。たとえば消費電力量が600Whの場合、600÷1,000×31=18.6円が1回の電気代の目安です。
実際の電気料金単価は、電力会社の契約プランや地域によって異なります。再生可能エネルギー賦課金・燃料調整費・地域差などが変動要因として挙げられます。なお、以前の目安単価は27円/kWhでしたが、改定後は約15%上昇しているため、古い情報の計算値は参考程度に留めておきましょう。
洗濯機の消費電力量を調べるには、仕様書や公式サイトで「消費電力量(Wh)」を確認し、1,000で割ってkWhに変換するだけです。機種のカタログに記載されているため、購入前後に確認してみてください。
ドラム式洗濯機の電気代を語るうえで重要なのが、乾燥機能の有無と乾燥方式です。洗濯のみの1回あたり電気代はどの方式でも約2〜5円程度とさほど変わりませんが、乾燥機能を使うとヒートポンプ式とヒーター式で大きな差が生まれます。また、消費電力は洗濯槽の容量や使用コース(標準・エコ)によっても変わるため、日々の使い方がランニングコストに影響します。
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乾燥機能を使ったときのドラム式洗濯機の電気代


乾燥機能を使った場合、電気代は乾燥方式によって大きく変わります。各メーカーのデータをもとに見ていきましょう。
ヒートポンプ式(洗濯〜乾燥)の電気代目安
ヒートポンプ式は1回あたり約20〜30円が目安とされています。具体的な機種を見ると次のようになります。
- パナソニック NA-LX113DL:約29.76円/回
- シャープ ES-V11B:約27.28円/回
- シャープ ES-X12C(ハイブリッド乾燥):約18.3円/回
- パナソニック NA-LX129DL:約27.6円/回
パナソニックの省エネ乾燥モードを使うと、通常約27.6円のところ約19.2円に抑えられるとのデータもあります。省エネモードを活用すると1回あたり6円以上の節約になる計算です。
ヒーター式(洗濯〜乾燥)の電気代目安
ヒーター式は電熱線で直接空気を温めるため消費電力が大きく、1回あたり約50〜70円が目安です。
- 日立 BD-SG110KL:約52.39円/回
- シャープ ES-K11C:約58.28円/回
毎日1回乾燥機能を使うと仮定した場合、ヒーター式では1ヶ月で約1,570〜1,740円、年間では約18,840〜21,000円程度かかる計算になります。
ヒートポンプ式とヒーター式では1回あたり20〜30円の差があり、毎日使えば年間で1万円以上の差につながるケースもあります。
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ドラム式洗濯機の1ヶ月の電気代はいくら?乾燥方式別の目安


毎日1回乾燥機能を使い続けた場合の1ヶ月あたりの電気代を乾燥方式別に整理します。
ヒートポンプ式(毎日乾燥使用)
1ヶ月の電気代は約600〜1,200円が目安です。具体的なメーカー別の目安を見ると、パナソニック(ヒートポンプ式)が約750円、シャープ(ヒートポンプ式)が約549円とされています。
なお、ヒートポンプ式で洗濯のみを1ヶ月行った場合は約180円、乾燥のみを1ヶ月行った場合は約976円という試算もあります。
ヒーター式(毎日乾燥使用)
1ヶ月の電気代は約1,500〜1,800円が目安です。日立(ヒーター式)の1ヶ月の電気代は約1,071円という試算もありますが、使用機種や容量によって幅があります。ヒーター式で洗濯のみなら約172円、乾燥のみなら約1,055円という目安も報告されています。
年間の差額
年間ではヒートポンプ式で約10,800円、ヒーター式で約20,000円が目安とされており、差額は約9,200円にのぼります。5年間の累計ではヒートポンプ式約54,000円に対してヒーター式約100,000円と、約46,000円の差になるという試算もあります。
また、夏場は天日干しができるため冬場より月1,000円以上安くなることがあるとの報告もあり、年間コストを考えるうえで参考になります。
年間・5年間のランニングコストを比較すると、ヒートポンプ式を選ぶメリットがより明確になります。
ドラム式洗濯機の電気代が安いのはどのタイプ?ヒートポンプ式とヒーター式の違い


ドラム式洗濯機の乾燥方式は大きく2種類あります。それぞれの仕組みと電気代の差を理解しておくことが、賢い選択につながります。
ヒートポンプ式の仕組み
ヒートポンプ式は、エアコンの除湿と同じ原理で空気中の熱を利用して乾燥させます。65℃前後の低温風で乾燥させるため、衣類の縮みや傷みを抑えられるのも特徴のひとつです。消費電力量は600〜900Whが目安とされており、電力消費が少なく済みます。
ヒーター式の仕組み
ヒーター式はドライヤーのように電熱線で熱を発生させ、高温の熱風で衣類を乾かす方式です。消費電力量は1,500〜2,000Whが目安で、ヒートポンプ式の約2〜3倍の電力を消費します。なお、ヒーター式には水冷除湿タイプと排気タイプがあり、水冷除湿タイプは乾燥中に水道水も使用するため、電気代に加えて水道代も余分にかかる点に注意が必要です。
コスト面の比較
ヒートポンプ式はヒーター式の約半分以下の電気代で済むとされており、1回あたりの差は20〜30円、年間では最大1万円以上の差が生まれることもあります。ヒートポンプ式の本体価格は高めですが、長期的なランニングコストで元が取れるとも言われています。本体価格に5〜6万円の差があっても、毎日乾燥機能を使う家庭なら数年で回収できる計算になるようです。
ヒーター式の水冷除湿タイプは電気代に加えて水道代も別途かかります。乾燥機能を頻繁に使う方は乾燥方式の確認を忘れずに。
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ドラム式洗濯機の電気代を縦型と比較・節約する方法
- ドラム式洗濯機の電気代を縦型洗濯機と比較すると?
- ドラム式洗濯機の電気代が高くなる原因とは?
- ドラム式洗濯機の電気代を節約する方法
- 電気代が安いドラム式洗濯機を選ぶときのポイント
ドラム式洗濯機の電気代を縦型洗濯機と比較すると?


洗濯のみの電気代については、ドラム式と縦型で大きな違いはありません。たとえばドラム式(パナソニック NA-LX113DL)が約2.11円/回、縦型(シャープ ES-PW11K)が約3.41円/回と、差は1円程度にとどまります。
乾燥機能を使う場合は話が変わります。ドラム式ヒートポンプ式が約27.6円/回に対し、縦型ヒーター式(シャープ ES-PW11K)は約68.2円/回とされており、毎日1回使えば年間で約14,000円の差になります。
電気代と水道代を合わせたトータルコストで見ると、ドラム式ヒートポンプ式が1回約90.8円、縦型が約108.9円という試算もあります。水道代についてはドラム式が縦型の約半分で、1回あたり約20〜25円に対して縦型は約35〜45円が目安です。ドラム式は縦型の約半分の水量(約80L)で洗濯でき、年間で約7,000円以上の水道代差になるケースもあるようです。
乾燥機能を頻繁に使う家庭では、ドラム式ヒートポンプ式がトータルコストで最も有利になる可能性が高いといえます。なお、乾燥機能を使わない場合の年間ランニングコスト(電気代+水道代)は、ドラム式(ヒートポンプ)が約6,900円、縦型が約7,200円という比較データもあります。
ドラム式洗濯機の電気代が高くなる原因とは?


電気代が思ったより高くなる場合、いくつかの原因が考えられます。
乾燥機能の頻繁な使用
乾燥機能を毎回頻繁に使うことが、電気代増加の最大の原因とされています。乾燥1回あたりの消費電力は洗濯のみの10倍以上になることもあるため、使用頻度が電気代に直結します。
1日に何度も洗濯を運転する
小分けにして何度も洗濯機を回すと、消費電力が積み上がります。まとめて洗う方が効率よく電力を使えます。
温水洗浄機能の頻繁な使用
温水洗浄機能を頻繁に使うと、水を温める分だけ電気代が上乗せされます。必要なときだけ使うようにしましょう。
洗濯物の詰め込みすぎ
洗濯物を詰め込みすぎると乾燥時間が延び、消費電力が増えます。容量の7〜8割程度に抑えるのが効率的です。
フィルターの汚れ
フィルターにほこりや繊維くずがたまると乾燥効率が下がり、乾燥時間が長くなって余分な電力がかかります。また、容量が大きなモデルは乾燥時間が長くなりやすく、電気代がさらに高くなる傾向もあります。
なお、電力単価の上昇(27円→31円/kWh)により、同じ使い方でも計算上の電気代が約15%増加している点も覚えておきましょう。
ドラム式洗濯機の電気代を節約する方法


日々の使い方を少し工夫するだけで、電気代は着実に下げられます。
まとめ洗いを実践する
6kgまで洗える洗濯機で2.4kgを2回洗うよりも4.8kgを1回で洗った方が、年間で電気代が約180円、水道代は約4,360円の節約につながるという試算があります。乾燥機能も同様で、2日に1回まとめて使う方が効率的です(参照:資源エネルギー庁)。
乾燥機能を使わず自然乾燥を活用する
乾燥機能1回あたり約50円とすると、毎日使えば1ヶ月1,500円以上になりますが、自然乾燥ならコストはゼロです。2日に1回の乾燥運転と自然乾燥の併用で、年間約12,230円の節約になるというデータもあります(参照:資源エネルギー庁)。
フィルターを定期的に掃除する
乾燥機能を使うたびにフィルターをさっと掃除しましょう。自動お掃除機能つきのモデルでも、週1回はフィルターをチェックすることが推奨されています。こまめな掃除が乾燥効率を維持し、電気代のムダを防ぎます。
お風呂の残り湯を活用する
お風呂の残り湯を洗いに使うと、1回あたり約10〜13円のコストダウンになります。ただし、すすぎには清潔な水道水を使いましょう。
すすぎ1回コースを利用する
すすぎ1回コースに変更すると、水道代と電気代の両方を節約できます。衣類へのダメージも減らせる一石二鳥の方法です。
省エネモードを活用する
省エネモードの活用で1回あたり数円〜8円程度の節約になります。ただし、通常コースより運転時間が長くなる場合があるため、使うタイミングに合わせて活用しましょう。
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電気代が安いドラム式洗濯機を選ぶときのポイント


これから購入する方に向けて、電気代を抑えるための選び方のポイントをまとめます。
ヒートポンプ式を選ぶ
電気代節約の最大のポイントはヒートポンプ式を選ぶことです。シャープのES-X12C(ハイブリッド乾燥)は約590Wh(約18.29円/回)と特に省エネ性能が高いとされています。また、シャープのES-X11Bは消費電力量600Whと優秀という報告もあります。
年間消費電力量を確認する
購入時はカタログ・製品ラベルに記載の「年間消費電力量」を確認しましょう。この数値に電気料金単価(31円/kWh)をかけると、年間電気代の目安が簡単に計算できます。
7年以上使っているなら買い替えを検討する
7年以上使用している古い機種からの買い替えを検討すると、節約につながる可能性があります。特にヒーター式のモデルを使い続けている場合は、ヒートポンプ式の最新モデルへの乗り換えで年間1万円近くの節約が期待できます。
洗濯物の量に合った容量を選ぶ
1人あたり1日約1.5kgが洗濯物の目安です。容量が大きすぎると少量洗いで効率が落ち、小さすぎると洗濯回数が増えます。洗濯物を入れたとき槽の7〜8割が埋まる程度の容量が最も効率よく省エネになります。
省エネモード搭載モデルを選ぶ
省エネモードが搭載されたモデルを選ぶと、通常比でさらに電気代を抑えられます。パナソニック・シャープ・東芝・日立の各メーカーで消費電力量に差があるため、購入前に比較することが大切です。
ドラム式洗濯機の電気代ポイントまとめ
この記事のまとめです。
- 洗濯のみの電気代は1回2〜5円程度とどの方式でも大きな差はない
- 乾燥込みではヒートポンプ式が省エネで1回20〜30円が目安
- ヒーター式は乾燥込みで1回50〜70円と割高になる
- 1ヶ月(毎日乾燥)ではヒートポンプ式約600〜1,200円、ヒーター式約1,500〜1,800円が目安
- 年間ではヒートポンプ式約10,800円、ヒーター式約20,000円で差額は約9,200円
- 5年累計ではヒートポンプ式約54,000円、ヒーター式約100,000円と大きな差がある
- ドラム式は縦型よりも水道代が安くトータルコストで有利なケースが多い
- 電気代節約には乾燥機能の使いすぎを避け、まとめ洗いを実践することが効果的
- フィルター掃除を習慣化すると乾燥効率が維持でき電気代の節約につながる
- 特にヒーター式から最新ヒートポンプ式への買い替えなら年間数千円以上の節約が期待できる
- ヒートポンプ式は初期費用が高くても毎日乾燥使用なら数年で元が取れるとも言われている
- 機種選びでは年間消費電力量の数値を確認してメーカー間で比較することが重要









