パナソニックドラム式洗濯機の修理ガイド!費用目安と依頼方法を解説

毎日の家事に欠かせないドラム式洗濯機が急に動かなくなると、本当に困ってしまいますよね。「修理代はいくらかかるの?」「すぐに直せるの?」と不安になることも多いでしょう。

この記事では、パナソニック製のドラム式洗濯乾燥機(NA-LXシリーズ、NA-VXシリーズなど)を対象に、修理を依頼する前に確認すべきポイントや、修理費用の目安、依頼の流れを詳しく解説します。

エラーコードが出ている場合の対処法や、メーカー保証の適用範囲についても触れていますので、まずは落ち着いて状況を確認してみましょう。適切な判断ができれば、無駄な出費を抑えられる可能性もあります。

この記事のポイント
  • 修理依頼前に確認すべきエラーコードと自己解決法
  • 症状別(給水・排水・乾燥)のチェックポイント
  • 部品交換が必要な場合の修理費用目安
  • 出張修理と宅配修理の申し込み手順
目次

修理を依頼する前のセルフチェックとエラーコード

  • よくあるエラーコードと自己解決の可能性
  • 給水できない・水が出ない場合の対処法
  • 排水できない・脱水できない場合の対処法
  • 乾燥できない・乾かない場合の対処法

よくあるエラーコードと自己解決の可能性

パナソニックのドラム式洗濯機には、不具合の原因を知らせる「エラーコード」が表示される機能があります。修理を依頼する前に、まずはこのコードを確認することで、自分で解決できる問題なのか、それともプロによる修理が必要なのかを判断する材料になります。

代表的なエラーコードとして、「U」で始まるものと「H」で始まるものの2種類があります。「U」から始まるコード(U11、U13、U14など)は、主にユーザー側で対処可能な問題を示していることが多いです。例えば、フィルターの詰まりや、衣類の偏り、水栓の閉め忘れなどが原因であることが一般的です。取扱説明書や公式サイトの手順に従って操作することで、エラーが解消される可能性があります。

一方で、「H」から始まるコード(- H35, H51など: 内部部品の故障(ベルト外れやモーター・制御基板の不具合など)が考えられます。これらが表示された場合は専門的な修理が必要になる可能性が高いです。

  • U13: 脱水時の衣類の片寄りにより停止しています。洗濯物をほぐして入れ直すことで解消する場合が多いですが、何度も頻発する場合はセンサー等の故障も考えられます。おり、部品の交換や専門技術者による修理が必要となるケースが大半です。例えば「H35」は駆動ベルトやモーターに関連する不具合、「H51」は過負荷や回転異常などが考えられます。

「H」系のエラーが出た場合は、電源プラグを抜き差ししてリセットすることで一時的に直ることもありますが、根本的な解決にはならないことが多いとされています。無理に使い続けると故障が悪化する恐れもあるため、早めに修理センターへ相談することが推奨されます。まずは表示されているコードをメモし、公式サイトのトラブルシューティングと照らし合わせてみましょう。

給水できない・水が出ない場合の対処法

洗濯をスタートさせても水が出てこない、あるいは「U14」というエラーコードが表示される場合、まずは給水経路のトラブルを疑う必要があります。最も単純な原因として、水栓(蛇口)が閉まっている、あるいは十分に開いていないケースが挙げられます。普段は触らない場所ですが、掃除の際などにうっかり閉めてしまうこともあるため、最初に確認しましょう。

次に確認すべきは「給水フィルター」の状態です。給水ホースが洗濯機本体に接続されている部分には、水道水に含まれるゴミやサビを取り除くためのフィルターが付いています。ここが詰まると水流が悪くなり、所定の時間内に水が溜まらないためエラーとなります。給水フィルターの掃除を行う際は、必ず水栓を閉め、ホース内の水圧を逃がしてから取り外す手順を守りましょう。

また、寒冷地や冬場の寒い時期には、水道管や給水ホースが凍結している可能性も考えられます。この場合、無理にお湯をかけたりせず、自然解凍を待つか、ぬるま湯でタオルパックをするなどの対処が推奨されます。

これらのチェックを行っても給水されない場合は、給水弁本体の故障や、内部基板の不具合の可能性が出てきます。特に長年使用している製品では部品の経年劣化も考えられるため、自己解決が難しい場合は修理を検討する段階と言えるでしょう。

排水できない・脱水できない場合の対処法

洗濯が終わらない、脱水に進まないといった症状で、エラーコード「U11」が表示される場合、排水トラブルが発生している可能性が高いです。ドラム式洗濯機において最も多いのが、排水フィルター(糸くずフィルター)の詰まりです。ここにとり切れない糸くずや髪の毛、時には硬貨やヘアピンなどの異物が溜まり、水の流れを遮っていることがあります。まずは排水フィルターを取り外し、きれいに掃除をしてみましょう。

フィルター以外にも、排水ホース自体に問題があるケースもあります。洗濯機を移動させた際などにホースが踏まれて潰れていたり、折れ曲がっていたりすると水が流れません。また、排水ホースの先端が排水口に正しく差し込まれていなかったり、排水口側(トラップ)が汚れで詰まっていることも原因となり得ます。

一方、脱水時に「U13」が表示されて止まってしまう場合は、洗濯物の「偏り」が原因であることが多いです。ドラム内で重さが偏ると、高速回転時に異常振動が発生するため、安全装置が働いて停止します。この場合は、一度ドアを開けて洗濯物をほぐし、均等に入れ直すことで解消されることが一般的です。厚手のマットや防水性の衣類などは脱水できない場合があるため、取扱説明書で洗えるものかどうかを確認することも重要です。

これらの対処を行っても改善しない場合、内部の排水モーターや水位センサーの故障、あるいは駆動ベルトの異常(H系エラーに関連する場合もあり)などが疑われます。これらは分解を伴う作業が必要となるため、詳しくは専門業者に診断を依頼することをお勧めします。

乾燥できない・乾かない場合の対処法

ドラム式洗濯機の大きなメリットである乾燥機能ですが、「乾きが悪い」「生乾きのにおいがする」といったトラブルも少なくありません。エラーコードとしては「U04」が表示されることが多く、これは主に乾燥フィルターの目詰まりを知らせるものです。

乾燥フィルターは、乾燥運転のたびに掃除することが推奨されています。フィルターの網目にホコリがびっしりと付着していると、風の通り道が塞がれ、乾燥効率が著しく低下します。表面のホコリを取るだけでなく、時々は水洗いをして細かい目を詰まらせている汚れを落とすことも大切です。

また、意外と見落としがちなのが、乾燥フィルターを取り外した奥にあるダクト部分の汚れです。ここにホコリが堆積すると、フィルターをきれいにしても乾燥性能が戻らないことがあります。専用のおそうじブラシなどを使って、奥のホコリを掻き出すメンテナンスが有効とされています。

さらに、洗濯物の量が多すぎる場合も乾燥不良の原因となります。「洗濯」機能の容量と「乾燥」機能の容量は異なることが多く、一般的に乾燥容量の方が少なめに設定されています。詰め込みすぎると風が洗濯物の間を通らず、乾きムラが生じます。

ヒートポンプ式の機種では、長年の使用により内部の熱交換器(フィン)に付着し、除湿能力が落ちているケースもあります。フィルター掃除や容量調整を行っても改善しない場合は、内部のクリーニングや部品交換が必要になるため、プロへ相談するタイミングと言えるでしょう。

修理依頼の流れと費用目安・保証期間

  • 修理にかかる費用の目安と高額になりやすいケース
  • メーカー保証期間と延長保証の適用範囲
  • 出張修理と宅配修理の違いと申し込み手順
  • 修理をキャンセルした場合の出張費と注意点

修理にかかる費用の目安と高額になりやすいケース

修理を依頼する場合、気になるのが費用でしょう。パナソニック公式サイトでは詳細な料金表は公開されていませんが、一般的に以下の要素で構成されます。

1. 出張費: 訪問にかかる費用(約3,850円〜5,500円程度)。

2. 技術料: 修理作業の難易度に応じた費用。

3. 部品代: 交換した部品の実費。

一般的な修理費用の目安(出張費・技術料込)としては、以下のようになります。

  • 軽微な修理: 15,000円〜25,000円程度
  • 例:給水弁の交換、内部ホースの調整など。部品交換を行わない点検・調整のみの場合は、出張費+診断料(約5,500円〜)で済むこともあります。
  • 主要部品の交換: 30,000円〜80,000円程度
  • 例:メイン基板、ヒートポンプユニット、モーター、ドラム交換など。

特に「ヒートポンプユニット」や「ななめドラム」の交換などは高額になりがちです。見積もり額が購入価格に近い場合は、修理ではなく買い替えを検討するのも一つの選択肢です。(モーター関連)、全く乾かない(ヒートポンプ関連)、電源が入らない(基板関連)といった症状の場合、修理費用が30,000円から、場合によっては80,000円程度に達することもあると言われています。

また、修理費用には通常「出張料」が加算されます。これは修理担当者が自宅へ訪問するための費用で、部品交換の有無に関わらず発生するのが一般的です。修理費用の総額が、新しい洗濯機を購入する価格と比較してどうなのかを冷静に判断することも大切です。使用年数が7年以上経過している場合などは、高額修理をするよりも買い替えを検討した方が、長期的には経済的かもしれません。

メーカー保証期間と延長保証の適用範囲

修理費用を抑えるために確認したいのが、保証期間です。パナソニックのドラム式洗濯機には、基本的に購入日から1年間のメーカー保証が付いています。この期間内に、取扱説明書に従った正常な使用状態で故障した場合は、原則として無料で修理を受けることができます。(ただし、消耗部品の交換や、使用者の不注意による故障などは対象外となる場合があります。)

さらに、購入時に家電量販店の長期保証に加入しているケースも多いでしょう。5年や10年といった期間で保証が適用される場合があるため、購入時のレシートや保証書を必ず確認してください。

また、パナソニックでは「IoT延長保証」という独自のサービスも展開しています。これは、対象のドラム式洗濯機を購入し、専用アプリ「スマホで洗濯」に接続して「マイ家電登録」を購入後10ヶ月以内に行うことで、メーカー保証が2年間延長され、計3年間の保証が受けられるというものです。対象機種をお持ちの方は、登録状況を確認してみると良いでしょう。

保証期間内であれば、高額な部品交換も無償、あるいは安価で済む可能性が高いため、修理依頼の電話をする前に、手元の保証書の日付を確認することが非常に重要です。

出張修理の申し込み手順

パナソニックのドラム式洗濯機は重量が70kg〜80kg以上あり、輸送が困難なため、原則として「出張修理」のみの対応となります。小型家電のような宅配修理サービスは利用できません。

修理の申し込みは、以下の方法で行えます。

1. Web申し込み: 24時間受付可能で便利です。公式サイトの「修理診断ナビ」から、エラーコードや症状を選択して申し込めます。

2. 電話申し込み: 修理ご相談窓口へ電話します。

申し込みの際は、以下の情報を手元に用意しておくとスムーズです。

  • 品番(型番): NA-LX〜、NA-VX〜など
  • 購入年月日: 保証期間の確認のため
  • 故障内容(エラーコード): 表示されている記号

また、訪問希望日を選ぶ際は、在宅できる日時を指定しましょう。品番や製造番号、具体的な症状(エラーコードなど)をあらかじめメモしておくと入力が早いです。

電話での申し込みは、オペレーターに直接症状を相談できるのがメリットですが、混雑時には繋がりにくい場合もあります。

申し込みが完了すると、指定した日時にサービスエンジニアが自宅を訪問します。当日は洗濯機周辺の作業スペースを確保しておくと、スムーズに診断・修理が進みます。また、万が一、その場で修理が完了せず部品取り寄せとなる場合もあるため、スケジュールには余裕を持っておくことが推奨されます。

修理をキャンセルした場合の出張費と注意点

「見積もりだけ見てもらおうと思ったが、高かったので断りたい」というケースもあるでしょう。修理を正式に依頼する前、つまりエンジニアが訪問して診断を行い、見積もり金額が提示された段階でキャンセルすることは可能です。

ただし、注意が必要なのは、修理を断った場合でも「出張料」と「見積もり診断料(技術料の一部)」が発生する可能性があるという点です。パナソニックの公式サイトや規約によると、訪問して診断を行った時点で費用が発生すると明記されている場合があります。一般的に出張費として3,850円〜5,500円程度がかかることが多く、これに診断料が加わると、修理しなくても数千円の出費となる可能性があります。

「見に来てもらうだけでタダ」ではないことを理解しておく必要があります。もし、明らかに買い替え時期が近い古い機種である場合や、症状からして高額修理が予測される場合は、出張診断を依頼する前に、電話窓口で概算費用を確認したり、買い替えを優先的に検討したりするのも一つの方法です。無駄な出費を避けるためにも、保証期間の確認と、費用の目安についての事前調査はしっかり行いましょう。

総括:パナソニックドラム式洗濯機修理のまとめ

この記事のまとめです。

パナソニックのドラム式洗濯機の不具合は、まずエラーコードを確認し、自分で対処できるフィルター掃除などを試すことが大切です。それでも改善しない場合や「H」系のエラーが出た場合は、メーカー保証や費用目安を確認の上、修理を依頼しましょう。

  • エラーコードの「U」始まりは自己解決できる可能性が高い
  • 「H」始まりのコードは内部故障のため修理が必要とされる
  • 給水できない場合、水栓や給水フィルターを確認する
  • 排水・脱水等のトラブルは排水フィルター詰まりが多い
  • 乾燥不良は乾燥フィルターの掃除が基本
  • フィルター掃除だけでなく、奥のダクト掃除も有効
  • 修理費用は軽微なもので7,000円〜15,000円程度とされる
  • モーター等の主要部品交換は30,000円〜80,000円程度かかることも
  • メーカー保証は通常1年だが、IoT延長保証で3年になる場合がある
  • 家電量販店の延長保証に加入していないか確認必須
  • ドラム式洗濯機は原則「出張修理」対応となる
  • Webや電話で出張修理の申し込みが可能
  • 出張診断後にキャンセルしても出張費等がかかる場合がある
  • 寿命(7年以上等)が近い場合は買い替えも検討する
  • 依頼時は品番・製造番号・エラーコードを伝えるとスムーズ

※この記事の情報は2026年1月時点のパナソニック公式サイト等の情報を基にしています。他の製品では仕様が異なる場合があります。

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この記事を書いた人

こんにちは!
「洗濯機のミカタ」を運営している ミカちゃん先生 です。

家電量販店での勤務経験と、洗濯機オタクな日常から得た知識を活かして、
「どの洗濯機を選べばいいの?」「この機能って何?」といった疑問に
やさしく、分かりやすくお答えしていきます。

ドラム式か縦型か、メーカーの違い、実際の使用感など、
洗濯機にまつわる情報をたっぷりお届けしていきますので、
あなたの洗濯機選びに、少しでもお役に立てればうれしいです♪

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