洗濯機の分解洗浄でカビが激減!プロが教える頻度と料金の目安

洗濯機の分解洗浄でカビが激減!プロが教える頻度と料金の目安

毎日使っている洗濯機なのに、なんだか洗濯物に嫌なニオイが残る。黒いカスのようなものが衣類についてくる――そんな経験はありませんか。

実は、洗濯槽の裏側や外槽との隙間には、皮脂汚れや洗剤カスをエサにしたカビが蓄積しやすく、普段の洗濯槽クリーナーでは表面の汚れしか落とせないことが多いとの報告があります。こうした見えない汚れを根こそぎ取り除くのが「洗濯機の分解洗浄」です。

この記事では、分解洗浄が必要になるサインや、プロが行う具体的な手順・料金の目安、さらに自分で分解する場合のリスクについて詳しくまとめました。洗濯機を清潔に保ちたい方、分解洗浄を検討している方にとって、判断の参考になれば幸いです。

この記事のポイント
  • 洗濯機の分解洗浄が必要なサイン(ニオイ・黒カビ・排水トラブルなど)を知ることができる
  • プロによる縦型洗濯機の分解洗浄の流れ(4ステップ)がわかる
  • 料金相場(縦型8kg未満で1.2〜1.7万円程度)と業者の選び方がわかる
  • 自分で分解する場合のリスクと、洗濯機を長持ちさせる日常お手入れのコツがわかる
目次

洗濯機の分解洗浄が必要になるサインと汚れの正体

  • 洗濯機の内部に溜まる汚れの種類と原因
  • 分解洗浄が必要なサインを見逃さないポイント
  • 縦型洗濯機が汚れやすい構造上の理由

洗濯機の内部に溜まる汚れの種類と原因

洗濯機の内部に溜まる汚れの種類と原因

洗濯機の内部には、日常の使用を続けるなかでさまざまな汚れが少しずつ蓄積されていきます。洗剤の残りカスや皮脂・砂・泥などの汚れが蓄積し、これを栄養にカビが繁殖するとの報告があります。特に洗濯槽と外槽の隙間は水分が残りやすく通気性も悪いため、黒カビなどの菌が発生・繁殖しやすい環境になると考えられています。

フィルターや洗濯槽の小さな穴・内部のパイプ類にホコリや洗剤カスが詰まると、水流や洗剤の循環が妨げられるとの報告があります。また、洗濯槽に付着した黒カビ汚れが洗濯中に振動で剥がれ、衣類に黒い斑点汚れとして付着することがあるとのことです。排水フィルターや排水ホースにホコリや糸くずが溜まると水がスムーズに流れず水漏れの原因になるとも言われています。

さらに、洗濯機の内部はカビが繁殖しやすい条件(20〜30度・高湿度・栄養分)がそろっているとの指摘もあります。購入から2〜3年程度でも洗濯槽の裏側にカビがびっしりと生えることがあるとの報告もあり、使い始めてそれほど時間が経っていない洗濯機でも油断は禁物です。洗剤や柔軟剤の過剰使用による溶け残りがカビの栄養源になる可能性があるため、洗剤の量を守ることも汚れ蓄積の抑制につながる可能性があります。

分解洗浄が必要なサインを見逃さないポイント

分解洗浄が必要なサインを見逃さないポイント

洗濯機の内部に汚れが溜まってくると、日常の使用のなかで気づけるサインが現れてくることがあります。洗濯後の衣類にカビ臭さや生乾きのようなニオイがする場合、洗濯槽内部に汚れが溜まっているサインとの報告があります。洗濯機の内部から嫌な臭いがする、洗濯物に黒カビやゴミが付着する、排水が遅くなる、すすぎ後の洗濯物が臭うといった症状がある場合は汚れが蓄積していると考えられています。

洗濯機の排水口が詰まると水が溜まりやすくなり、汚れが逆流する原因になるとの指摘もあります。また、洗濯機から嫌なニオイがする際、焦げたニオイの場合は使い続けることが危険との報告があり、この場合はすぐに使用を中断してメーカーや販売店に相談することが重要です。

分解洗浄を検討する前には、メーカー純正の洗濯槽クリーナーを試すことが推奨されており、「市販品できれいにならなかったカビがメーカー純正クリーナーで一掃できた」との声もあるとのことです。市販のメーカー純正洗濯槽クリーナーは1,500〜2,000円程度で、Panasonic・日立・東芝・シャープなど主要メーカーから販売されているため、まずはこちらで試すのが先決です。それでも改善しない場合には、専門業者によるクリーニングで汚れをリセットしてから日々のメンテナンスを行うことが効果的との報告があります。

縦型洗濯機が汚れやすい構造上の理由

縦型洗濯機が汚れやすい構造上の理由

縦型洗濯機はシンプル構造で価格も手頃な反面、内部にカビや汚れが蓄積しやすいのが難点との報告があります。特に縦型洗濯機は構造上お掃除機能が付いていないため、使い続けるほど見えない部分に汚れが蓄積しやすいとの報告があります。

洗濯槽の赤線部分(底面の凸凹した部分)は分解しないと掃除できず、ここに黒カビ汚れが厚くこびりつくとの報告があります。洗濯槽を取り外さずに掃除する場合は外槽上部のリングとパルセーターを外した箇所まではアクセスできますが、洗濯槽の底面は分解しないと掃除できないため、この部分が「ワカメ問題」の発生源になりやすいとの報告があります。

縦型洗濯機は本体価格が安く設置しやすい反面、洗濯に使う水量がドラム式より多いとの報告があり、汚れが溜まりやすいとも言われています。一方、ドラム式洗濯機は乾燥機能付きで配線や乾燥ダクトが多く内部構造が複雑なため、プロの業者でも専用工具を使って分解する必要があります。こうした構造上の違いから、縦型とドラム式では分解洗浄の難易度や料金も異なってきます。

洗濯機の分解洗浄をプロに依頼する手順・料金・選び方

  • プロによる縦型洗濯機の分解洗浄の流れ(動作確認→分解→洗浄→組み立ての4ステップ)
  • 料金相場(縦型:1.2〜1.7万円、ドラム式:2〜3万円)とオプション費用
  • 業者を選ぶ際のチェックポイント(保険・口コミ・対応メーカー)
  • 自分で洗濯機を分解洗浄する場合のリスクと判断基準
  • 分解洗浄後の洗濯機を長持ちさせる日常お手入れ

プロによる縦型洗濯機の分解洗浄の流れ

プロによる縦型洗濯機の分解洗浄の流れ

プロによる洗濯機の分解洗浄は、「動作確認→分解→洗浄→組み立て」の4ステップで行われると紹介されています。まず作業開始前に洗濯機の動作に問題がないかを確認し、その後、専用工具を用いて分解できるところまで洗濯機を分解し、洗濯槽や各種部品を取り外します。

洗濯槽や部品の奥にこびり付いたカビ・汚れ・洗剤カスを専用洗剤でしっかりと洗い流した後、本体・部品の水気をしっかり拭き取り元の状態に組み立て、完了後に動作確認を行います。分解した洗濯機のパーツは庭や浴室で洗浄され、洗濯槽だけでなく洗剤投入部分や糸くずフィルターなど細かいパーツも清掃されます。

作業時間は縦型で約2.5〜3.5時間、乾燥機能付きの場合は約4.0〜5.0時間が目安との報告があり、プロの業者は「1台あたり約3時間程度」と回答しているとのことです。

なお、自分で分解を行う場合は故障リスクがあるため、メーカーサービスへの相談を推奨します。

洗濯機の分解洗浄にかかる料金相場と対応メーカー

洗濯機の分解洗浄にかかる料金相場と対応メーカー

プロに依頼した場合の洗濯機の分解洗浄の料金相場は、縦型洗濯機クリーニングで1.2〜1.7万円、ドラム式洗濯機クリーニングで2〜3万円との報告があります(2024年1月時点の情報)。具体的な料金例として、おそうじ革命の場合、8kg未満(縦型)は17,600円(税込)、8kg以上(縦型)は20,900円(税込)、乾燥機能付き8kg未満は23,100円(税込)となっています。

別の業者であるBloomLifeの縦型分解洗浄料金は16,000円(税込)との報告があり、乾燥機能付きは+2,000円、容量8kg以上は+3,000円のオプションとの報告があります。なお、おそうじ革命では洗濯パン清掃オプションが2,750円(税込)で追加できるとのことです。

対応メーカーは、国内主要メーカー(パナソニック・日立・東芝・シャープ・アクア)の縦型全自動洗濯機に対応しているケースが多いとのことです。ただし、製造から7〜10年を超える洗濯機は保証対象外となる場合があります。また、ドラム式洗濯機・二槽式洗濯機・海外製洗濯機は対応できない業者が多く、9kg以上の洗濯機は機種によって受付できない場合があるため、予約前に確認することが重要です。

洗濯機クリーニング業者の選び方と注意点

洗濯機クリーニング業者の選び方と注意点

業者を選ぶ際は、3社以上の実績・料金・口コミを比較して選ぶことが推奨されています。安すぎる業者や口コミ評価が悪い業者は技術的に不安な場合があるとの報告もあり、くらしのマーケットなどのプラットフォームでは口コミ評価や料金を一覧で比較できるため活用するのがよいでしょう。

万一作業中に洗濯機が壊れても損害賠償補償制度がある業者を選ぶことが安心との報告があります。作業前に洗濯機のメーカー・品番・製造年を正確に伝えて対応可能か確認することが重要との報告があり、事業者によっては製造から6年以上経過している洗濯機は対応できない場合があるとのことです。

作業当日の準備としては、分解作業のスペースとして洗濯機を30〜50cm手前に移動できるスペースが必要で、電気・ガス・水道を使用する旨を確認しておく必要があります。稀にネジ部分が錆び等で固着し分解できない場合があり、その際は作業を中止する業者もあるとのことです。

自分で洗濯機を分解洗浄する場合のリスクと判断基準

自分で洗濯機を分解洗浄する場合のリスクと判断基準

家庭用洗濯機はユーザーが分解することを前提に設計されておらず、メーカー公式サポートでもその旨が明示されています。分解した痕跡があるとメーカー保証が無効となる可能性があるため、保証期間中の洗濯機の分解は特に注意が必要です。

自分で分解洗浄する場合の注意点として「時間と労力」「洗浄力の差」「故障のリスク」「故障した場合の補償なし」の4点が挙げられています。パッキンや配線の戻し忘れにより水漏れやエラー表示が発生することがあり、内部パーツの破損は数万円単位の修理費になりうるとの報告があります。

縦型洗濯機のナット取り外しには38mmのソケットや差込角アダプター・インパクトドライバーなどの専用工具が必要で、道具がそろっているかが勝負になるとのことです。高圧洗浄機は洗濯槽の掃除だけなら大きなパワーは必要ないが、掃除効率が格段に上がるとのことです。「保証期間中」「ドラム式洗濯機を使っている」「工具や分解経験がほとんどない」「故障しても自己負担で修理できない」などに当てはまる場合は、無理な分解のリスクが高いとの報告があります。

自分で分解を試みる前に必ずメーカーサービスへの相談を推奨します。

分解洗浄後の洗濯機を長持ちさせる日常お手入れ

分解洗浄後は、日常のお手入れを継続することで洗濯機を清潔に保ちやすくなります。洗濯機クリーニングの推奨頻度は2〜3年に1回が理想との報告があり、その間の日常管理が重要です。

洗濯後はドアをしばらく開けたまま内部を乾燥させることでカビの発生を防げるとの報告があります。汚れた洗濯物は洗濯カゴで保管し、洗濯機に入れたまま保管しないことが推奨されています。月に1回、市販の洗濯槽クリーナーで洗濯槽クリーニングを行うことでカビの繁殖を抑えられるとの報告があり、洗剤・柔軟剤は適量を守り溶け残りを防ぐことも重要との報告があります。

乾燥機能付きの洗濯機なら週1回衣類の乾燥機能を使用することでカビ予防になるとの報告があります。定期的にフィルターを取り外して掃除することで排水効率の低下やカビを防げるとの報告があります。また、元栓を開いたままにしておくと洗濯機やホースへ常に水の圧力がかかり負荷をかけるため、洗濯後は元栓を閉めることが推奨されています。

<洗濯機の分解洗浄まとめ:清潔を保つために知っておきたいこと>

この記事のまとめです。

  • 洗濯機の分解洗浄とは洗濯槽を取り外して行う洗浄のこと
  • カビ臭・黒いカス・排水トラブルが分解洗浄のサイン
  • 縦型洗濯機は構造上、使い続けるほど内部に汚れが蓄積しやすい
  • 購入から2〜3年程度でも洗濯槽裏にカビが繁殖することがある
  • 分解前にメーカー純正洗濯槽クリーナー(1,500〜2,000円程度)を試すのが先決
  • プロの分解洗浄は「動作確認→分解→洗浄→組み立て」の4ステップ
  • 縦型の料金相場は1.2〜1.7万円、ドラム式は2〜3万円程度
  • 作業時間の目安は縦型で2.5〜3.5時間
  • 損害賠償補償制度のある業者を選ぶと安心
  • 業者には予約前にメーカー・品番・製造年を伝えること
  • 自分で分解するとメーカー保証が無効になる可能性がある
  • 専用工具なしの自己分解は故障リスクが高い
  • 洗濯後はドアを開けて内部乾燥させることでカビを防ぎやすい
  • 月1回の洗濯槽クリーナー使用と定期フィルター掃除が基本
  • プロの分解洗浄は2〜3年に1回が目安との報告がある
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この記事を書いた人

こんにちは!
「洗濯機のミカタ」を運営している ミカちゃん先生 です。

家電量販店での勤務経験と、洗濯機オタクな日常から得た知識を活かして、
「どの洗濯機を選べばいいの?」「この機能って何?」といった疑問に
やさしく、分かりやすくお答えしていきます。

ドラム式か縦型か、メーカーの違い、実際の使用感など、
洗濯機にまつわる情報をたっぷりお届けしていきますので、
あなたの洗濯機選びに、少しでもお役に立てればうれしいです♪

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