仕事や家事に追われ、どうしても洗濯機を回すのが夜中になってしまう。そんな経験はありませんか?
静かな夜に響く洗濯機の運転音。「ご近所に迷惑かも…」と、スタートボタンを押すのをためらってしまう方も多いでしょう。その不安、実は気のせいではありません。洗濯機の音は、場合によっては環境省が定める夜間の騒音基準値を超えている可能性があります。
この記事では、洗濯機エキスパートの視点から、夜間の騒音基準という客観的な事実から、静音性の鍵を握る「インバーター」の仕組み、今すぐできる「防振マット」の効果、そして意外な盲点である「水平設置」の重要性まで、夜中の洗濯機問題を根本から解決する知識と対策を徹底的に解説します。
- 夜間の騒音基準「45dB」と洗濯機の「約60dB」の差
- 静音性の鍵は「インバーター」搭載モデル
- 今すぐできる有効な対策は「防振マット」
- 騒音の最大原因は「水平設置」と「洗濯物の入れ方」
夜中に洗濯機を回すのはNG?騒音基準と基礎知識
- なぜうるさい?洗濯機の騒音レベル
- 法律や基準は?環境省の騒音ガイドライン
- 夜間電力プランの仕組みと注意点
- 縦型とドラム式、うるさいのはどっち?
なぜうるさい?洗濯機の騒音レベル

そもそも、洗濯機の運転音はどれくらいの大きさなのでしょうか。
一般的な目安として、洗濯機の運転音は「約60デシベル(dB)」とされています。この60dBという数値は、日常生活において「掃除機の音」や「普通の会話」、「テレビの音」、あるいは「トイレの洗浄音」とほぼ同等レベルです。
これだけ聞くと「それなら問題ないのでは?」と思うかもしれません。しかし、問題は音の「質」と「状況」にあります。
60dBというのは、あくまで平均的な「洗い」運転中の音の目安です。多くの方が不快に感じるのは、一定の「ザーザー」という水流音ではありません。問題は、脱水(スピンサイクル)の工程に入ったときの「ガタガタ!」「ゴトゴト!」という不規則な衝撃音や振動音です。
洗濯槽が高速回転する脱水時は、洗濯物が少しでも片寄っていたり、洗濯機本体が傾いていたりすると、バランスが崩れて大きな振動と騒音が発生します。この音は平均の60dBをはるかに超え、静かな夜間には壁を伝わって隣の部屋や階下の住戸まで響いてしまうのです。
つまり、私たちが対処すべきなのは、平均的な運転音以上に、この「脱水時の異常な振動音」ということになります。
法律や基準は?環境省の騒音ガイドライン

では、客観的な基準として、夜間の騒音はどれくらいまで許容されるのでしょうか。
環境省は、生活環境を保全し、人の健康を保護する上で望ましい基準として「環境基準」を定めています。この中で、私たちが住む「専ら住居用の地域」における騒音の基準値は、以下のように定められています。
- 昼間(午前6時~午後10時): 55デシベル(dB)以下
- 夜間(22時~6時): 45デシベル(dB)以下
この数値を、先ほどの洗濯機の目安「約60dB」と比べてみてください。60dB(洗濯機) > 45dB(夜間基準)となり、一般的な洗濯機の運転音は、夜間の騒音基準を15dBもオーバーしている計算になります。
夜間の45dBというのは、「図書館の館内」や「閑静な住宅地の昼間」に相当する静かさです。対して、50dBで「エアコンの室外機」、60dBで「洗濯機」です。エアコンの室外機ですら夜間は基準を超える可能性がある中で、洗濯機の60dBがいかに大きな音かお分かりいただけるでしょう。
さらに驚くべきことに、60dB(洗濯機) > 55dB(昼間基準)となり、洗濯機の運転音は、夜間だけでなく「昼間ですら」環境基準値をわずかに超えている可能性があるのです。
あなたの「ご近所に申し訳ない」という感覚は気のせいではなく、客観的な数値に基づいた正しい感覚だったと言えます。日中だから許容されているだけで、本来は対策が必要なレベルの音が常に出ていたのです。
| 音の目安 | 騒音レベル(dB) | 環境基準(住居専用地域) |
| 図書館の館内 | 40dB | |
| 【夜間基準値】 | 45dB | 夜間(22時~6時)はこれ以下 |
| エアコンの室外機 | 50dB | |
| 【昼間基準値】 | 55dB | 昼間(6時~22時)はこれ以下 |
| 洗濯機・掃除機 | 60dB | 基準値をオーバーしている |
| 騒々しい街頭 | 70dB |
夜間電力プランの仕組みと注意点
「夜中に洗濯したい」と思う大きな理由の一つに、電気代の節約があります。
電力会社が提供する「夜間電力プラン」や「オール電化向けプラン」は、夜間の電力使用量が安い単価(1kWhあたり)に設定されている料金体系です。例えば、午後11時から翌朝7時までの電気代が安くなるかわりに、日中の電気代が割高に設定されています。
この仕組みを利用して、電気代が安くなる時間帯にエコキュート(給湯器)や食洗機、そして洗濯乾燥機などをタイマー予約で運転させることで、月々の電気代を節約できる可能性があります。
しかし、ここには大きな落とし穴があります。
前の項目で見たとおり、十分な騒音対策が施されていない洗濯機を夜間に運転させることは、環境基準値を超える騒音をまき散らすリスクを伴います。
電気代は安くなったとしても、その代償としてご近所との騒音トラブルを引き起こしてしまっては、元も子もありません。経済的なメリットを安心して享受するためには、まず大前提として、この記事の後半で解説する「騒音対策」を万全に施すことが不可欠です。
騒音対策をしっかり行った静かな洗濯機でこそ、夜間電力プランは真価を発揮すると心得てください。
縦型とドラム式、うるさいのはどっち?

「今使っている縦型がうるさいから、ドラム式に買い替えれば静かになるのでは?」と考える方も多いでしょう。これは洗濯機エキスパートとして、よく受ける質問の一つです。
この疑問については、まず「エキスパートとしての一般論」でお答えします。
運転音は「洗い」と「脱水」で分けて考える必要があります。
まず「洗い」の音ですが、これは構造上、水を大量に溜めてモーターの力で強力な水流を起こす「縦型」の方が、「ザブザブ」「ゴシゴシ」という音が大きくなる傾向があります。一方、「ドラム式」は、ドラムを回転させて衣類を持ち上げ、下に落とす「たたき洗い」が基本です。水の使用量も少ないため、洗い(たたき)の音自体は縦型より静かな傾向にあります。
しかし、騒音の最大の原因である「脱水」については、縦型もドラム式も、どちらも洗濯槽を高速回転させて遠心力で水分を飛ばすという原理は同じです。そのため、脱水音はどちらのタイプも大きくなります。
ここで本当に注目すべきは、「縦型か、ドラム式か」という構造の違いではありません。洗濯機の静音性を本当に決めているのは、以下の2つの要素です。
- モーターを制御する「インバーター」が搭載されているか?
- 洗濯機が「正しく水平に」設置されているか?
この2点こそが、あなたの洗濯機が静かになるかどうかの分かれ道です。次のセクションで、この核心部分を詳しく見ていきましょう。
夜中に洗濯機を静かに使うための具体的対策
- 静音性の鍵「インバーター」とは?
- メーカー別・静音モデルの選び方
- 今すぐできる!防振マット・ゴムの効果
- 騒音悪化!NGな洗濯物の入れ方
- 意外な盲点「水平設置」の重要性
静音性の鍵「インバーター」とは?
最近の洗濯機で「静音性」を語る上で、絶対に欠かせない技術が「インバーター」です。
インバーターとは、一言でいえば「モーターの回転数を自在に制御する装置」のことです。
従来のインバーターが搭載されていない洗濯機は、モーターの動きが「オン(全力回転)」か「オフ(停止)」しかありませんでした。そのため、動き出しの音が大きく、運転中も常にフルパワーで動作するため、運転音も消費電力も大きくなっていました。
一方、インバーター搭載モデルは、洗濯物の量や汚れ具合、選択されたコースに応じて、モーターの回転数を「ゆっくり滑らかに」回したり、「素早く強力に」回したりと、最適な力加減に無段階で調整できます。
この「自在な制御」こそが、夜間洗濯において絶大なメリットをもたらします。
メリットは主に6つあります。
- 静音性:モーターが急激なオン・オフではなくスムーズに動作するため、運転音が非常に静かです。
- 省エネ(節電):常に全力ではなく、必要な分だけの電力で動くため、無駄なエネルギー消費を抑えられます。
- 節水:効率的な動きで、洗いやすすぎに必要な水量も抑えることができます。
- 耐久性:モーターへの負担が少ない制御を行うため、機械が壊れにくく、耐久性が高いとされています。
- 衣類への優しさ:デリケートな衣類は優しく、汚れ物は力強くといった細かい速度調整が可能なため、衣類の摩擦を減らし、繊維のダメージを抑えます。
- 豊富なコース:複雑なモーター制御ができるため、多種多様な洗濯コースを実現できます。
もちろん、デメリットもあります。最大のデメリットは、高度な技術を搭載しているため「本体価格が高い」ことです。また、高機能な分「本体重量が重くなる」傾向があり、設置場所に注意が必要です。万が一故障した際、修理が複雑でコストがかかる可能性もゼロではありません。
しかし、夜間に洗濯機を回したいというニーズがあるならば、その静音性というメリットは、価格差を埋めて余りある価値があると言えるでしょう。
| 比較項目 | インバーター搭載モデル | インバーター非搭載モデル |
| 運転音 | ◎(非常に静か) | △(大きい) |
| 電気代 | ◎(安い) | △(高い) |
| 衣類への優しさ | ◎(優しい) | ◯(標準) |
| 本体価格 | △(高い) | ◎(安い) |
| 耐久性 | ◎(高い) | ◯(標準) |
| 夜間洗濯 | ◎(最適) | ✕(非推奨) |
メーカー別・静音モデルの選び方

「インバーターが良いのは分かった。では、具体的にどの製品を選べばいいのか?」という疑問にお答えします。
結論から言うと、現代の洗濯機技術は、すでに「夜中に安心して使える洗濯機」を完成させています。
思い出してください。夜間の騒音基準は「45dB以下」でした。そして、従来の洗濯機は「約60dB」で、この基準をクリアできませんでした。
しかし、最新の静音モデルは違います。
例えば、東芝が展開する洗濯機「ZABOON(ザブーン)」シリーズのハイスペックモデル(例: TW-127XP5Lなど)の公式スペックを見てみましょう。そこには運転音として「洗い 約32dB / 脱水 約37dB / 乾燥 約48dB」と記載されています。(運転音の表示は一般社団法人日本電機工業会洗濯機性能評価基準によります)
この数値は決定的です。
32dB(洗い) < 45dB(夜間基準)
37dB(脱水) < 45dB(夜間基準)
これは、騒音の最大の原因であった「脱水」ですら、夜間の環境基準値45dBを余裕でクリアしていることを示しています。37dBといえば、「ささやき声」や「深夜の郊外」と同等の静かさです。
問題は「夜中に洗濯すること」ではなく、「夜間に基準値を超える古い洗濯機を使うこと」であったと、これで明確にご理解いただけたかと思います。
ですから、あなたが家電量販店で洗濯機を選ぶ際に見るべきなのは、価格やデザイン、容量だけではありません。必ず、製品カタログや本体に貼られているシールの「運転音(dB)」のスペック表を確認してください。
そして、他のどの数値よりも「脱水」のデシベル値に注目し、「脱水の数値が45dBを下回るもの」を選ぶこと。これが、夜間洗濯を可能にする洗濯機選びの、絶対的なゴールです。
今すぐできる!防振マット・ゴムの効果

「買い替える予算はすぐにはない」「賃貸だから、大掛かりなことはできない」
そうお考えの方にとって、最も現実的で、即効性があり、費用対効果も高い対策が「防振マット(防振ゴム)」の設置です。
洗濯機の四隅の脚の下に、振動を吸収する特殊なゴム製や樹脂製のマットを敷くだけ。たったこれだけですが、その効果は絶大です。
実際にiHouse allというメーカーの防振ゴムを使用した方のレビューでは、「驚くほど静かになった」「ガタガタという騒音がなくなり、夜間の洗濯も安心してできるようになった」といった声や、具体的な効果として「音が普段の1/3程度に減った」「洗濯機の横揺れも半減した」という報告もあります。
この防振マット(ゴム)が効果を発揮する理由は、洗濯機本体から床へ伝わる「振動」を、その素材が吸収・遮断してくれるからです。床に伝わる振動が減れば、床が共鳴して発生する「ゴーッ」という低い音(固体伝搬音)や、階下へ伝わる騒音が劇的に改善されます。
さらに、防振マットにはもう一つ、隠れた大きなメリットがあります。
それは「かさ上げ」効果です。
多くの防振ゴムは3cmから4cmほどの高さがあり、これを設置すると洗濯機本体が床から浮き上がります。この隙間ができることで、これまで手の届かなかった洗濯機の下や防水パンの隙間に、掃除機のノズルやモップが簡単に入るようになります。
湿気やホコリが溜まりやすく、カビや悪臭の原因となりがちだった洗濯機の下を簡単に掃除できるようになるため、衛生面でも非常に大きなメリットが得られるのです。
設置は基本的に「置くだけ」と簡単ですが、重い洗濯機を持ち上げる作業が発生します。安全のため、できれば二人以上で作業することをおすすめします。
騒音悪化!NGな洗濯物の入れ方

新しい機械や防振マットを買う前に。
もしかすると、あなたの洗濯機がうるさい原因は、ご自身の「洗濯物の入れ方」にあるかもしれません。
これらは、お金をかけずに今夜からすぐに改善できる、非常に重要なチェックポイントです。特に以下の4つの「NG行為」は、脱水時のバランスを極端に崩し、騒音と振動の直接的な引き金となります。
- 詰め込みすぎ洗濯物を容量いっぱいに詰め込みすぎると、洗濯槽の中で衣類がうまくほぐれず、一箇所に固まってしまいます。その結果、回転のバランスが崩れ、脱水時に「ガタガタ」という大きな振動が発生します。
- 少なすぎる意外かもしれませんが、洗濯物が少なすぎるのもNGです。例えば、バスタオル1枚だけを洗うような場合、そのタオルが洗濯槽の片側に張り付いてしまい、重心が極端に偏ります。これも「詰め込みすぎ」と同じく、激しい振動の原因となります。
- 防水性衣類(厳禁)レインコート、防水シーツ、おねしょシーツ、アウトドアウェアなど、防水性が高い衣類を洗濯機で洗うのは非常に危険です。これらの衣類は水を通さないため、脱水時に衣類の中に水が溜まったままになってしまいます。水の重みで重心が極端に偏り、洗濯機が転倒しそうになるほどの激しい異常振動を引き起こすことがあります。「手洗い」するか、洗濯機の設定で「脱水しない」を選ぶようにしてください。
- 厚手の衣類や大物柔道着や厚手のデニム、バスマット、カーペットなどを一度に何枚も洗うと、それらが絡み合って大きな塊となり、片寄りの原因になります。量を減らすか、洗濯ネットを活用する、あるいは「毛布コース」や「大物洗いコース」など、専用のコースを利用してください。
これらの点に気をつけるだけで、脱水時の騒音はかなり改善されるはずです。
意外な盲点「水平設置」の重要性

インバーター機を選ぶ。防振マットを敷く。洗濯物の入れ方を工夫する。
これらの対策を講じる前に、必ず、絶対に確認しなければならない「すべての土台」となる項目があります。
それは、「洗濯機が正しく水平に設置されているか」です。
洗濯機本体が傾いていると、回転する洗濯槽の重心そのものがズレていることになります。この状態で高速回転する脱水が始まれば、どれほど静かなインバーター機であっても、どれほど高性能な防振マットを敷いていても、バランスが崩れて振動と騒音が発生するのは避けられません。
特に近年の高性能なドラム式洗濯機や縦型洗濯機は、わずかな傾きでも内蔵されたセンサーが「異常」を検知し、安全のために脱水を停止してしまうことがあります。「脱水が最後まで終わらない」というトラブルの多くは、この傾きが原因です。
水平設置は、洗濯機の性能を100%引き出し、騒音を抑えるための「スタートライン」なのです。
「やり方が分からない」という方のために、エキスパートとして具体的な手順を解説します。
- 用意するもの:水準器(ホームセンターや100円ショップでも購入できます)
- 確認:洗濯機の電源プラグを抜き、フタを閉めます。本体の天面(平らな部分)に、まず「手前と奥」方向、次に「左と右」方向に水準器を置きます。水準器の気泡が、中央の目盛りからズレていないかを確認します。
- 調整:もし気泡がズレて傾いている場合、洗濯機の四隅にある「調節脚」(アジャスター)を回して高さを調整します。本体を手前や奥に少し傾けて、調整したい箇所の脚を回します(通常、右に回すと高くなり、左に回すと低くなります)。
- 固定:高さが決まったら、調節脚についている「ロックナット」(もしあれば)を、工具などを使ってしっかりと締めて脚を固定します。
- 最終確認:再度、水準器を各方向に置いて、気泡が完全に中央に来ていることを確認します。最後に、洗濯機本体の四隅を対角線上に手で押してみて、ガタつきがないかをチェックすれば完了です。
この確認作業だけでも、騒音が劇的に改善することがよくあります。ぜひ一度、ご自宅の洗濯機を確認してみてください。
| チェック項目 | 優先度 | 対策(やること) | 関連H3 |
| 1. 水平に設置されているか? | 最優先 | 水準器で確認し、傾いていれば調節脚を回す | 2-5 |
| 2. 洗濯物の入れ方は適切か? | 高 | 「詰め込みすぎ」「少なすぎ」「防水衣類」を避ける | 2-4 |
| 3. 防振グッズを使っているか? | 高 | 洗濯機の脚の下に、防振マット(ゴム)を敷く | 2-3 |
| 4. インバーター搭載か? | (買い替え時) | 非搭載機の場合、上記1~3の対策が必須 | 2-1 |
| 5. 静音モデル(45dB以下)か? | (買い替え時) | 脱水時のdBが45dB以下のモデルを選ぶ | 2-2 |
総括:夜中に洗濯機を安心して使うための技術と知恵
この記事のまとめです。
- 夜間の住宅地における騒音基準は45dBである
- 一般的な洗濯機の運転音は約60dBであり、夜間基準を超過している
- 騒音は「洗い」よりも「脱水」時の振動音が主な原因である
- インバーターはモーターの回転数を制御し、静音と省エネを実現する技術だ
- インバーター機のメリットは静音、省エネ、耐久性、衣類への優しさだ
- インバーター機のデメリットは価格の高さと本体の重さだ
- 東芝の静音モデルなど、脱水音37dBと基準値をクリアする製品も存在する
- 静音モデル選びの鍵は「脱水」のdBが45dB以下であることだ
- 防振ゴム(マット)は、騒音を1/3に低減する報告もある有効な対策だ
- 防振マットは「かさ上げ」による清掃性向上のメリットも持つ
- 洗濯物の「詰め込みすぎ」「少なすぎ」は振動の原因となる
- 「防水性衣類」の脱水は、異常振動を引き起こすため厳禁である
- 騒音対策の最も重要な基礎は「水平設置」である
- 水平設置は「水準器」を使い「調節脚」で調整する
- 夜間電力プランの利用は、騒音対策を万全にしてから検討すべきだ

