ドラム式洗濯機はやめとけ?後悔しないための理由と選び方ガイド

ドラム式洗濯機はやめとけ?後悔しないための理由と選び方ガイド

ドラム式洗濯機の購入を検討中に「やめとけ」「二度と買わない」という声を見て不安になっていませんか。

高価な買い物だからこそ失敗は避けたいはずです。ドラム式洗濯機はなぜやめとけと言われるのか、後悔した人の共通点は何なのかを、実際の口コミをもとに解説します。

この記事では、ドラム式洗濯機が「やめとけ」と言われる理由(初期費用・メンテナンス・洗浄力・設置問題)と、後悔しないための選び方のポイントを詳しく説明します。

ライフスタイルとの相性診断から寿命・故障サイン、購入前のチェックポイントまで整理しているので、自分にドラム式が合うかどうかを判断する材料として役立ててください。

この記事のポイント
  • ドラム式洗濯機が「やめとけ」と言われる5つの主な理由(費用・メンテ・洗浄力・設置・乾燥)
  • 乾燥フィルターや排水フィルターなど日々のメンテナンスの手間と頻度
  • ドラム式が向いている人・向いていない人のライフスタイル診断
  • 後悔しないための購入前チェックポイントと寿命・故障サインの把握
目次

ドラム式洗濯機が「やめとけ」と言われる4つの理由

  • 初期費用と修理費用が高い理由と相場
  • 乾燥フィルターなどメンテナンスの手間と掃除頻度
  • 洗浄力と乾燥機能への不満のリアルな実態
  • 設置スペース・防水パン・搬入経路の落とし穴

初期費用と修理費用が高い理由と相場

初期費用と修理費用が高い理由と相場

ドラム式洗濯機が「やめとけ」と言われる最大の理由の一つが、購入時にかかる初期費用の高さです。縦型洗濯機なら5〜10万円で購入できるモデルが多いのに対し、ドラム式の場合は15〜30万円が相場です。特に乾燥機能付きのヒートポンプ式モデルは20万円を超えることが多く、最新モデルでは30万円を超えることもあります。

本体価格だけでなく、搬入や設置に追加費用がかかる場合もある点に注意が必要です。家の間口が狭いとクレーン搬入が必要になり、さらに追加料金が発生することもあります。「長期的に見れば節水・節電できる」とはいえ、初期費用の高さは短期間での元回収を難しくします。

修理費用の高さも後悔の原因として多く挙げられています。乾燥機能の修理は2万〜5万円、基板交換やドラム交換になると5万円以上かかることもあります。2025年1月時点の日立・シャープ・東芝の修理料金を症状別に見ると、縦型とドラム式で大きな差があります。「電源が入らない」という症状では縦型が11,000〜54,000円に対し、ドラム式は22,000〜74,000円。「排水しない」という症状では縦型が11,000〜28,000円に対し、ドラム式は11,000〜42,000円と、全体的にドラム式の方が修理費用が高くなっています。

保証期間を過ぎるとメーカー修理は高額になりやすいため、購入時に延長保証への加入を検討することが有効です。大手メーカーや家電量販店では5〜10年の保証プランがあり、数千円〜1万円程度の追加費用で加入できるとの報告があります。故障が不安な方は購入時から延長保証を活用することで、万が一のリスクに備えられます。

乾燥フィルターなどメンテナンスの手間と掃除頻度

乾燥フィルターなどメンテナンスの手間と掃除頻度

「時短家電」として期待して購入したのに、洗濯機のメンテナンスに時間を取られるようになったという声は少なくありません。ドラム式洗濯機は構造上、定期的なメンテナンスが欠かせず、これを怠ると乾燥効率の低下・嫌なニオイ・黒カビ・排水エラーなどのトラブルが起きやすくなります。

パナソニックの公式情報によると、メンテナンスが必要な部位と頻度は以下のとおりです。乾燥フィルターは乾燥機能を使うたびに毎回、糸くずやホコリを取り除く必要があります。乾燥フィルターが詰まると乾燥時間が長くなり、内部にホコリが詰まって故障につながることもあります。排水フィルターは週1回、糸くずやゴミを取り除きましょう。洗濯槽内の湿気対策は週1回(槽乾燥コース)、カビ予防は月1回(槽洗浄コース)が目安です。自動投入タンクや洗剤・柔軟剤の投入経路は3ヶ月に1回のメンテナンスが必要で、窓パッキング・手動投入口は汚れが気になったときに掃除します。

特にドアパッキンのゴム部分はカビが発生しやすく、放置すると衛生的な問題が生じます。掃除を怠ると嫌なニオイや黒カビ・排水エラーなどのトラブルが起きやすいため、日常的なケアを習慣化することが長く快適に使うための鍵となります。「乾燥フィルターのホコリ取りは基本的に毎回必須で、これをサボると、乾燥時間が長くなるだけでなく、内部にホコリが詰まり、高額な修理が必要になる故障に直結する」との報告もあります。メンテナンスの手間を理解したうえで購入を判断することが大切です。

洗浄力と乾燥機能への不満のリアルな実態

洗浄力と乾燥機能への不満のリアルな実態

ドラム式洗濯機の洗い方は「たたき洗い」が基本で、ドラムが回転しながら衣類を持ち上げて落とす動作で汚れを落とします。一方、縦型洗濯機は衣類同士をこすり合わせる「もみ洗い」が基本との報告があり、洗浄力の観点では違いが生まれます。

具体的には、ドラム式は泥汚れ・固形汚れ・ペットの毛を落とすのが苦手との報告があります。「子どものサッカーのユニフォームの泥が落ちない」「タオルのパイルが寝てしまいゴワゴワになる」といった声も聞かれます。また、こすり洗いをしない分、泥汚れが蓄積して「黒ずみ」の原因になることもあります。一方で、最近のドラム式洗濯機は縦型と著しく洗浄力が変わることはないとの報告もあり、機種選びや使い方によって差が出るようです。

乾燥機能については、期待が大きかった分だけ不満が生じやすい面があります。厚手の衣類や大きめのタオルは内側が乾きにくく、乾燥ムラが起こりやすいとの報告があります。シワができやすい点も課題で、シャツやズボンはアイロンが必要になるケースもあります。乾燥方式によっても仕上がりが異なり、ヒーター式は高温で一気に乾かすため衣類が傷みやすい傾向があります。ヒートポンプ式は低温乾燥で衣類に優しいですが、乾燥に時間がかかることもあります。また、洗濯容量と乾燥容量が異なるモデルがほとんどで、例えば洗濯12kgに対して乾燥容量は6kgというケースもあり、一度に全量を乾燥できない不満の声もあります。

設置スペース・防水パン・搬入経路の落とし穴

設置スペース・防水パン・搬入経路の落とし穴

ドラム式洗濯機は奥行きがあるモデルが多く、設置場所の確保が縦型よりも難しくなります。ドアが前方に開く横開き構造のため、ドアを開けた側にも十分なスペースが必要です。「せっかく購入したのに防水パンに収まらなかった」との報告もあります。

水道蛇口の高さ位置がドラム式と合わず、設置してみたら壁際に寄せられなかったというケースもあります。搬入時には玄関・廊下の幅の確認も必須で、間口が狭いとクレーン搬入が必要になったり、そもそも搬入できずに設置を断念せざるを得ない場合もあります。日本の狭い洗面所や脱衣所では設置自体が難しいこともあります。

騒音や振動の問題も見落とされがちな落とし穴です。木造アパートの2階などでは脱水時の振動が建物全体に響き、近隣トラブルになることもあるとの報告があります。夜中に運転しようとしたものの、振動や騒音が気になって結局運転できなくなったという例もあります。設置前には搬入経路・設置スペース・防水パンのサイズ・蛇口位置・振動対策まで含めて事前に確認することが大切です。

ドラム式洗濯機で後悔しないための選び方と活用法

  • ライフスタイルとの相性チェック
  • ドラム式が得意な乾燥機能と節水メリット
  • 寿命と故障の壊れる前兆サイン
  • 後悔しない購入前の選び方チェックポイント

ライフスタイルとの相性チェック

ライフスタイルとの相性チェック

ドラム式洗濯機は、どの方にとっても同じように合うわけではありません。「後悔した」「二度と買わない」という人の多くに、ライフスタイルとのミスマッチという共通点があります。購入前に自分の生活スタイルとドラム式の相性をしっかり確認することが、後悔を防ぐ第一歩です。

縦型を選ぶべき人の特徴としては、泥汚れが多い家庭、部活動をしている子ども、ペットを飼っている家庭が挙げられます。反対に、ドラム式が向いているのは、共働きで洗濯物を干す時間がない、花粉症で外干しができない、タオルのふわふわ感を重視したいという方です。

国内ではドラム式が全体の販売比率の約26%にとどまっており、縦型が根強い人気を保っているとの報告があります。導入費用は平均約18万円と高額で、年間ランニングコスト(電気・水道代・メンテナンス費)は約3万円以上になることが多いとの報告もあります。

一人暮らしの場合は、設置スペースや初期費用が障壁になりやすく、乾燥機能の必要性が低いと感じるとコストパフォーマンスを実感しにくい面があります。シニア世帯では、ドアが低く腰への負担がかかりやすく、縦型の方が使いやすいという意見もあります。「ドラム式は洗濯機ではなく高性能な衣類乾燥機、洗濯機能はおまけ」と割り切れる人向けとの見方もあり、乾燥機能の利便性を最大限に活用できるライフスタイルかどうかが、選択の分岐点となります。

ドラム式が得意な乾燥機能と節水メリット

ドラム式が得意な乾燥機能と節水メリット

ドラム式洗濯機の最大の強みは、洗濯から乾燥まで全自動で完了する点です。外干しが不要になるため、天候や時間帯を気にせず洗濯できます。夜間にセットすれば朝には乾燥が完了しており、共働き世帯や花粉・PM2.5が気になる家庭に特に向いています。

節水効果も注目すべきメリットです。洗濯1回あたりの使用水量は縦型が100L前後に対し、ドラム式は50L程度との報告があります。年間で換算すると約10,000L以上の節水が可能になり、水道代の節約につながると考えられています。

電気代については、ヒートポンプ式の乾燥機能を使用した場合、1回あたり約20〜30円に抑えられるとの報告があります。ヒートポンプ式は低温でふんわり仕上がるため、衣類の傷みを最小限に抑えられるのも特徴です。「たたき洗い」により衣類が絡みにくく傷みにくい点もメリットとして挙げられます。また、タオルがふわふわに仕上がるとの報告もあります。

寿命と故障の壊れる前兆サイン

寿命と故障の壊れる前兆サイン

ドラム式洗濯機の寿命は6〜10年とされており、各メーカーが定める「設計上の標準使用期間」の平均は7年です。一方、内閣府が2021年3月に実施した消費動向調査では、洗濯機の平均使用年数は10.2年というデータがあり、多くの家庭でメーカー設定の標準使用期間よりも長く使用していることがわかります。

部品の保有期間は多くのメーカーで6〜7年に設定されています。保有期間が終了すると部品が手に入らず修理対応ができなくなるため、この年数も買い替えの目安にすることができます。乾燥機能を頻繁に使うとヒーターやファン部分が劣化しやすくなります。

故障の前兆サインを知っておくことも大切です。以下のような症状が現れたら、取扱説明書を確認するかメーカーへ問い合わせることをおすすめします。

  • 電源が入らない
  • 注水・脱水・乾燥ができない
  • 異音がする(キュルキュル=ベルト緩み、ガリガリ=モーター劣化)
  • 運転中に止まる
  • 異臭がする

特に「キュルキュル」という音は内部のベルトが緩んでいるサイン、「ガリガリ」という音はモーターが劣化しているサインです。こうした前兆サインを早めに把握して対処することで、急な故障による出費を抑えやすくなります。購入から5年以上経過しており保証期間も過ぎている場合は、修理よりも買い替えを検討するのが賢明な場合もあります。

後悔しない購入前の選び方チェックポイント

後悔しない購入前の選び方チェックポイント

ドラム式洗濯機で後悔しないためには、購入前に複数のポイントをしっかり確認することが重要です。まず容量については、一人暮らしなら7〜8kgが目安です。シーツや厚手の衣類を頻繁に洗う場合は9kgモデルも検討するとよいでしょう。

夜間や早朝に洗濯する機会が多い場合は、運転音45dB以下の静音モデルがおすすめです。インバーター制御機能付きの洗濯機は振動が少なく、動作音も抑えられるため、集合住宅での使用にも向いています。

乾燥機能を重視するなら、ヒートポンプ式を選ぶと電気代を抑えられます。ヒーター式は短時間で乾燥できますが消費電力が高くなりやすいため、ランニングコストを意識するならヒートポンプ式が有利です。お手入れの手間を軽減したい場合は、自動槽洗浄機能が付いたモデルが便利です。

購入前には必ず設置スペースと搬入経路を実測しましょう。横幅・高さ・奥行きに加え、ドアの開閉スペース・防水パンのサイズ・水道蛇口との位置関係・玄関や廊下の幅まで確認が必要です。また、購入時に延長保証(5〜10年)への加入も有効な対策です。まだドラム式に踏み切れない場合は、レンタルやサブスクを活用して実際に試してから購入するという選択肢もあります。

<ドラム式洗濯機はやめとけ?後悔しないための選び方まとめ>

この記事のまとめです。

  • ドラム式洗濯機の本体価格は15〜30万円が相場で、縦型の5〜10万円と比べて高額になりやすい
  • ヒートポンプ式は20万円を超えることが多く、最新モデルでは30万円を超えることもある
  • 修理費用は縦型より高く、2025年1月時点で「電源が入らない」症状はドラム式で22,000〜74,000円かかる場合がある
  • 乾燥フィルターは乾燥するたびに毎回掃除が必要で、怠ると故障につながる
  • 排水フィルターは週1回、槽洗浄は月1回を目安にメンテナンスを行う必要がある
  • ドラム式は「たたき洗い」のため泥汚れ・固形汚れ・ペットの毛を落とすのが苦手との報告がある
  • 厚手の衣類や大きいタオルは乾燥ムラが生じやすく、シワも発生しやすい
  • 設置前には防水パンのサイズ・ドア開閉スペース・搬入経路を必ず事前に確認する
  • 木造アパートの2階などでは脱水時の振動が近隣トラブルになることもあるとの報告がある
  • 国内販売比率はドラム式が約26%にとどまり、縦型が根強い人気を誇っている
  • 乾燥まで全自動で完了するため、共働きや花粉症の家庭には特に向いている
  • 洗濯1回あたりの使用水量はドラム式が約50L、縦型が100L前後で年間10,000L以上の節水が可能
  • ドラム式の寿命は6〜10年(設計上の標準使用期間・平均7年)で、内閣府2021年3月調査では平均使用年数は10.2年
  • 故障の前兆サイン(電源が入らない・異音・運転中に止まる・異臭)を早めに把握しておくことが重要
  • 購入前には容量・静音性・乾燥方式・設置スペース・延長保証を確認し、レンタルで試してから購入するのも有効な方法
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

こんにちは!
「洗濯機のミカタ」を運営している ミカちゃん先生 です。

家電量販店での勤務経験と、洗濯機オタクな日常から得た知識を活かして、
「どの洗濯機を選べばいいの?」「この機能って何?」といった疑問に
やさしく、分かりやすくお答えしていきます。

ドラム式か縦型か、メーカーの違い、実際の使用感など、
洗濯機にまつわる情報をたっぷりお届けしていきますので、
あなたの洗濯機選びに、少しでもお役に立てればうれしいです♪

目次