手洗いマークの服は、洗濯機に入れてもいいの?
手洗いマークが記載された洗濯表示でも、洗濯機で洗うことは可能との報告があります。ただし、手洗い表示のある服を家庭用洗濯機で洗えるかは、素材や洗濯機側の手洗いコース機能による場合があります。
「手洗いマークなら手で洗うもの」と考えやすい一方、洗濯機を選択できるケースもあるため、表示だけを見て一律に決めるのは難しいところです。手洗いマークの衣類を洗濯機で扱うときは、素材と手洗いコース機能を分けて見ながら、判断や洗い方に注意しましょう。
- 手洗いマークが記載された洗濯表示でも洗濯機で洗える可能性
- 手洗いマークの場合に使う手洗い(ウール)コースと弱水流
- 全自動洗濯機NA-FA12V6の大容量12kgタイプ
- 古い洗濯機の標準コースで注意したい強い水流と衣類の傷み
手洗いマークを洗濯機で洗う前の判断軸
- 手洗い表示は洗濯機で洗えるかを表示で判断する
- 手洗い衣類に合う洗濯コースは弱水流とネットで選ぶ
- 手洗い衣類に合う洗濯コースは脱水の短時間設定まで見る
- 従来の古い洗濯機は標準コースの水流を前提にしない
手洗い表示は洗濯機で洗えるかを表示で判断する


手洗いマークが記載された洗濯表示でも、洗濯機で洗うことは可能との報告があります。手洗いマークがあるという一点だけで、家庭用洗濯機を使えないと決める必要はありません。一方で、手洗い表示のある服を家庭用洗濯機で扱えるかは、素材や洗濯機側の手洗いコース機能による場合があります。洗える可能性と、実際の判断や洗い方に注意が必要なことは分けて受け止めたいですね。
表示の組み合わせも判断材料です。P表記と洗濯桶に手を入れているマークの併記がある衣類は、洗濯機のデリケートな衣類用や、おしゃれ着洗い用などのコースで洗濯が可能です。丸で囲まれたP表記だけを見るのではなく、洗濯桶に手を入れているマークが一緒にあるかまで見ます。
手洗い表示のある服は、素材と洗濯機側の手洗いコース機能を合わせて判断します。
水温については、衣類によっては30℃までの場合もあります。ここでの30℃は、どの衣類にも共通する水温ではありません。お手入れする衣類の洗濯表示を確認し、その衣類に示された水温に調節します。
つまり、最初に見るのは手洗いマークの有無だけではなく、併記された表示と水温です。そのうえで、洗濯機側にデリケートな衣類用、おしゃれ着洗い用、手洗い用の機能があるかを照らし合わせます。表示・素材・洗濯機側の機能を一緒に見ることが、家庭用洗濯機を選べるか考える軸になります。
手洗い衣類に合う洗濯コースは弱水流とネットで選ぶ


手洗いマークの場合に洗濯機を使うときは、衣類をネットに入れ、手洗い(ウール)コースか弱水流で洗う方法が示されています。コース名だけでなく、洗濯ネットと弱い水流を組み合わせて見るのがポイントです。
水温30℃を限度に、洗濯機の弱水流または弱い手洗いができる表示もあります。この30℃は、洗濯機の弱水流または弱い手洗いと結び付いた水温の限度です。温度だけを切り離さず、対象の表示が示す水流や洗い方と一緒に読み取ります。
このマークがついた衣類には、洗濯ネットへ入れ、洗濯機の手洗いコースやドライコースで洗う方法もあります。洗濯機を使わず手洗いするなら、押し洗い、振り洗いという方法です。洗濯機と手洗いでは示されている方法が異なるため、両者を混ぜずに選びます。
手洗いコースがない場合は、弱水流やおしゃれ着対応コースを選び、洗濯ネットを使用します。手洗いという名称のコースが見当たらなくても、弱水流やおしゃれ着対応コースが候補になる場合がある、という整理です。
洗濯ネットや専用洗剤の活用により、洗濯機で洗う手洗い表示衣類の傷みや型崩れを大幅に減らせるとの報告があります。コースだけで決めず、ネットと専用洗剤まで含めて扱うことが、手洗い表示衣類の傷みや型崩れを減らす組み合わせです。
手洗い衣類に合う洗濯コースは脱水の短時間設定まで見る


手洗い衣類を洗濯機で扱うときは、洗うコースだけでなく脱水の時間まで見ます。長い時間の脱水は生地が傷むため、脱水は30秒以内に設定します。ここでの30秒以内は手洗い衣類の脱水についての設定であり、ほかの衣類や全コースの脱水時間へ広げるものではありません。
洗う段階では、手洗いマークの場合に洗濯機を使うとき、衣類をネットへ入れて手洗い(ウール)コースか弱水流を選びます。このマークがついた衣類を洗濯機で扱う別の示し方では、洗濯ネットに入れ、手洗いコースやドライコースで洗います。
手洗い衣類は、弱い洗い方を選ぶだけで終わらせず、脱水を30秒以内に設定します。
洗濯機を使わず手洗いする場合は、押し洗い、振り洗いという方法です。洗濯機を選ぶなら、ネット、手洗い向けのコース、短い脱水を別々の設定として確認します。生地が傷むのを避けるための短時間設定まで含めて、手洗い衣類の洗い方として捉えましょう。
従来の古い洗濯機は標準コースの水流を前提にしない


従来の古い洗濯機では、標準コースの水流が強すぎて衣類を傷めるリスクが高かったとの報告があります。そのため、手洗いマークの衣類は手で洗うしかない、という捉え方につながっていました。
ここで述べられているのは、従来の古い洗濯機における標準コースの水流です。古い洗濯機や販売終了機種を使う場面で、標準コースを手洗い向けの弱い水流と同じように扱える、という意味ではありません。
従来の古い洗濯機では、標準コースの強い水流による衣類の傷みに注意が必要です。
従来の古い洗濯機では、標準コースの強い水流による衣類の傷みに注意が必要です。標準という名前だけでは、手洗い衣類に合う弱い水流かどうかは判断できません。
この話から確認できる範囲は、従来の古い洗濯機の標準コースと、その強い水流による衣類の傷みのリスクです。販売終了機種について個別の対応コースや機能は示されていないため、古い洗濯機の標準コースをそのまま手洗い衣類向けと考えないようにしましょう。
洗濯機のコースと機種情報
- 全自動洗濯機NA-FA12V6の型番と機能を見る
- LX129Fのおしゃれ着コースは洗剤と温水機能を見る
- 実際の使用感と失敗しやすい点はネットなしとまとめ洗いに出る
全自動洗濯機NA-FA12V6の型番と機能を見る


機種情報を見るときは、正式な型番と、その型番に結び付いた機能を分けて読みます。全自動洗濯機 NA-FA12V6は、トリプル自動投入と温水機能を搭載した大容量12kgタイプです。12kgという値はNA-FA12V6の大容量タイプを示しており、ほかの機種へ広げるものではありません。
トリプル自動投入搭載タイプでは、液体洗剤と柔軟剤に加え、3タンク目が用途で選べる「選べるタンク」になっています。選べるタンクで扱えるのは、おしゃれ着洗剤、酸素系液体漂白剤、汚れはがし剤の3種類です。その3種類を同時に使うのではなく、3種類の中から1つを選んで使います。
ここで示されている取り出しやすさは、縦型洗濯機についての説明として受け取ります。
大容量では、型番を見る段階では、NA-FA12V6と12kgタイプ、トリプル自動投入、温水機能を一まとまりにします。自動投入の詳細を見る段階では、トリプル自動投入搭載タイプと選べるタンクの関係を確認します。型番の仕様と搭載タイプの説明を混ぜないことで、どの情報がNA-FA12V6に直接結び付くのか、どの情報がトリプル自動投入搭載タイプの説明なのかを整理できます。
LX129Fのおしゃれ着コースは洗剤と温水機能を見る


おしゃれ着に関する機能は、機種名、温水機能、使用できる洗剤、追加できるコースを分けて見ます。LX129Fのおしゃれ着に関するコースでは、温水機能で洗浄力を高め、自宅でやさしくきれいに洗う仕様です。温水機能の説明を、別の型番へ移さないようにします。
LX129Fのコースでは、合成洗剤と中性洗剤のどちらも使用できます。洗剤の条件はこのコースについて示されたものであり、すべてのコースに共通する説明ではありません。おしゃれ着と温水機能の関係、コースと洗剤の関係を別の情報として読むと整理しやすいですね。
LX129Fのアプリからダウンロードできるコースには、「ダニバスターコース」「シーツコース」「ウールコース」などがあります。「ダニバスターコース」はプレ乾燥でダニを高温加熱し、アレル物質を洗い流すコースです。これらはアイテムごとの洗い方に合わせ、アプリからダウンロードできます。
一方、全自動洗濯機NA-FA12V6は、トリプル自動投入と温水機能を搭載した大容量12kgタイプです。また、トリプル自動投入搭載タイプの3タンク目にある「選べるタンク」は、おしゃれ着洗剤、酸素系液体漂白剤、汚れはがし剤の3種類から1つを選びます。
機種ごとの温水機能・洗剤・コースを同じ型番の範囲で見ることが大切です。NA-FA12V6の12kgという容量、LX129Fのおしゃれ着に関する温水機能、LX129Fで使用できる洗剤とダウンロード可能なコースは、それぞれの対象を保って確認します。
実際の使用感と失敗しやすい点はネットなしとまとめ洗いに出る


手洗い表示衣類を洗濯機で扱った際の失敗例には、ネット未使用で洗ったら型崩れしたという声があります。また、おしゃれ着用洗剤未使用で洗ったら色落ちしたという声もあるため、ネットと洗剤は分けて考えたいところです。これらは寄せられた声に基づく事例であり、すべての衣類に同じ結果が出るという意味ではありません。
もう一つはまとめ洗いです。適当にまとめて洗うと、色移りしたり、服が縮んだりする場合があります。ネットを使わないことによる型崩れ、おしゃれ着用洗剤を使わないことによる色落ち、まとめ洗いによる色移りや縮みは、それぞれ条件と結果が異なります。
ネット未使用、おしゃれ着用洗剤未使用、まとめ洗いの失敗例を一つの原因として扱わないようにします。
洗濯ネットや専用洗剤を活用すると、洗濯機で扱う手洗い表示衣類の傷みや型崩れを大幅に減らせるとの報告があります。失敗例と照らすなら、洗濯ネットや専用洗剤を活用することが判断材料です。
手洗い表示衣類を洗濯機へ入れるときは、ネットの有無、使う洗剤、まとめ洗いにするかを混同せずに見ます。型崩れ・色落ち・色移り・縮みについて、示されている条件と結果を対応させると、どの点に注意するのかが分かりやすくなります。
手洗いマークの衣類を洗濯機で洗うためのまとめ
この記事のまとめです。
- 手洗いマークが記載された洗濯表示でも洗濯機で洗える可能性
- 素材や洗濯機側の手洗いコース機能に応じた慎重な判断
- P表記と洗濯桶に手を入れているマークの併記も判断材料
- 衣類によっては洗濯表示に示される水温30℃までの条件
- 手洗いマークの場合に使う手洗い(ウール)コースか弱水流
- 手洗いコースがない場合に選ぶ弱水流やおしゃれ着対応コース
- 生地が傷むのを避けるための脱水30秒以内という設定
- 従来の古い洗濯機で注意したい標準コースの強い水流
- 全自動洗濯機NA-FA12V6の大容量12kgタイプ
- トリプル自動投入搭載タイプで3種類から1つを選ぶタンク
- ネットに入れず洗った場合の型崩れや、おしゃれ着用洗剤を使わなかった場合の色落ち
- まとめ洗いで起こる場合がある色移りや衣類の縮み
手洗いマークの衣類を洗濯機で洗うなら、最初にその衣類の洗濯表示を見ましょう。表示にある水温を確認したうえで、素材と洗濯機側の手洗いコース機能を照らし合わせます。洗濯機を使う場合は、洗濯ネット、弱水流や手洗い向けコース、短い脱水までを一まとまりで考えてください。









