アイリスの洗濯機はどれを選ぶ?縦型・ドラム式3機種と購入前の注意点

アイリスの洗濯機はどれを選ぶ?縦型・ドラム式3機種と購入前の注意点

アイリスオーヤマの洗濯機は、洗濯後に干す使い方なら縦型、衣類を乾かすところまで任せたいなら乾燥機能付きのドラム式を軸に選ぶとよいでしょう。さらに、洗う量と洗剤の計量を省きたいかによって、候補が分かれます。

この記事では、小容量のIAW-T504、自動投入付き8kgのITW-80A01、洗濯8kg・乾燥4kgのCDK842を紹介します。「部屋干しモードがあれば乾く?」「安く買えても設置費がかかる?」といった疑問も、機種ごとの仕様と購入条件から見ていきます。

この記事のポイント
  • 干す暮らしと乾燥まで任せる暮らしの選び分け
  • 容量と機能で比べる縦型・ドラム式3機種
  • 防水パン・蛇口・開閉空間を含む設置条件
  • 設置・回収費用と購入店ごとの保証条件
目次

アイリスの洗濯機を暮らしに合わせて選ぶ

縦型とドラム式は「干すか、乾かすか」で選ぶ

縦型とドラム式は「干すか、乾かすか」で選ぶ

まず決めたいのは、洗濯後の衣類をどうするかです。干すことを前提に購入価格やコンパクトさを重視するなら縦型、乾燥まで機械に任せることを重視するなら、乾燥機能付きドラム式が候補になります。

メーカーの選び方案内でも、縦型はドラム式と比べて価格を抑えられること、コンパクトな機種が多いことを特徴に挙げています。

ここで区別したいのが、縦型の「部屋干しモード」と、衣類を乾かす乾燥機能です。IAW-T504の部屋干しモードは、ヒーターを使わず風乾燥で水分を飛ばし、部屋干し時間を短くする機能。一方、CDK842は標準乾燥容量4kgのドラム式洗濯乾燥機で、衣類をしっかり乾かす標準コースを備えています。

そのため、部屋干しモードを「干す作業まで省ける機能」として選ぶと、期待とずれてしまいます。反対に、普段は干す予定で、洗濯機には洗いと脱水を中心に任せたいなら、縦型も十分に検討できます。私なら、最初に干す手間を減らしたいのか、洗濯機の購入費を抑えたいのかを決めてから、容量や便利機能を比べます。

容量は人数だけでなく洗う頻度と乾燥量で決める

容量は家族の人数を入り口にしつつ、まとめ洗いや大物洗いの頻度も含めて決めましょう。アイリスオーヤマの選び方案内では、洗濯容量の目安を次のように紹介しています。人数に対する目安であり、この容量ならどの家庭でも足りるという保証ではありません。

使用人数洗濯容量の目安
1人4.5〜5.5kg
2人6〜7kg
3人8〜9kg
4人以上10〜12kg

メーカーの選び方案内による目安です。まとめ洗いが多い家庭や、シーツ・毛布などをよく洗う家庭には、大きめの容量を勧めています。

乾燥まで使う場合は、洗濯容量と乾燥容量を別々に見ます。例えばCDK842は、洗濯・脱水が8kg、乾燥が4kg。「8kgの洗濯機だから8kgをそのまま乾燥できる」という仕様ではありません。毎回乾燥まで使いたい人は、洗う量だけでなく、一度に乾かしたい量が乾燥容量に収まるかが判断の中心になります。

また、洗濯容量の数字だけで毛布への対応を判断しないことも大切です。IAW-T504は標準洗濯容量5kgですが、商品説明の毛布コースは2kgまで。衣類の通常洗濯と大物用コースでは条件が異なります。

一人暮らしでも毛布を自宅で洗いたいなら、人数の目安に加え、洗いたい物に対応するコースの条件まで見て選びましょう。

縦型の候補は小容量のIAW-T504と自動投入付きITW-80A01

縦型の候補は小容量のIAW-T504と自動投入付きITW-80A01

一人暮らし向けの小容量機として検討できるのが、「全自動洗濯機 5.0kg IAW-T504-W ホワイト」です。高さを抑えた設計で、ふたは折りたたみ式。部屋干しモードに加え、洗濯を終わらせたい時間に合わせる1〜24時間後の予約タイマーを搭載しています。

起床時や帰宅時に洗い上がるようにしたい人に合う構成です。

より多く洗いたい人や、毎回の計量を省きたい人には、「全自動洗濯機8kg OSH 2連タンク ITW-80A01-W ホワイト」が候補になります。液体洗剤400mL、柔軟剤500mLを保管でき、適量を自動で計量・投入するモデルです。タンクは取り外して丸洗いでき、ふたを閉めたまま残量を見られます。

比較項目IAW-T504-WITW-80A01-W
洗濯・脱水容量5.0kg8.0kg
選ぶ軸小容量・低めの設計・部屋干し時間の短縮容量と液体洗剤・柔軟剤の自動投入
公表寸法:幅×奥行×高さ540×535×835mm593×637×1032mm〈ホース含む〉
標準コースの所要時間52分約43分
運転音:洗濯/脱水約36/51dB約37/46dB

寸法は各型番の公式商品情報によります。必要な設置スペースは、これらの寸法に加えて開閉や配管などの条件も含めて判断します。

この2機種は、容量だけが違う関係ではありません。小容量で高さを抑えたいのか、洗う量を増やしながら計量の手間も省きたいのかで選択が分かれます。また、運転音は洗濯時と脱水時で数値が異なるため、洗濯時の値だけを見て静かさを決めないようにしましょう。

乾燥と温水洗浄を使うならCDK842

衣類の乾燥と温水洗浄を重視するなら、「ドラム式洗濯乾燥機8kg4kg CDK842」が購入候補です。洗濯8kg・乾燥4kgに対応し、公表寸法は幅595×奥行652×高さ908mm、左開き。高さを抑えたモデルですが、前にドアを開くため、縦型とは別の方向に空間が必要になります。

洗濯機のミカタ

アイリスオーヤマ ドラム式洗濯乾燥機8kg4kg CDK842 CDK842 を探す

乾燥は、洗濯量に合わせて乾燥時間を調整する標準コースのほか、シャツや綿のズボンなどのシワを抑える「ふんわりシワ取りコース」を搭載。最短30分からの乾燥もあり、仕上げ乾燥など少しだけ乾かしたい場面にも対応しています。

しっかり乾かすことを優先するのか、シワを抑えた仕上がりを重視するのかで、コースを選ぶ機種です。

温水機能には40℃・60℃のコースがあり、40℃と約30分のつけ置きを組み合わせる案内もあります。ただし、メーカーはすべての黄ばみやニオイの原因菌を除去できるわけではないと明記しています。また、水を温める時間が洗濯時間に追加されます。

温水洗浄は衣類や汚れに合わせて選ぶ機能として考え、毎回同じ時間で終わると見込まないことが大切です。

標準使用水量はCDK842が80L、同じ洗濯容量8kgのITW-80A01-Wは約99Lです。洗濯時の水量を比較する材料にはなりますが、乾燥や温水洗浄を含む毎月の光熱費が、この数字だけで決まるわけではありません。購入時は、乾燥4kgという条件が自宅の洗濯量に合うかを先に考えるとよいでしょう。

アイリスの洗濯機を買う前に確認したい条件

便利さと一緒にタンクやフィルターの手入れも見る

洗剤自動投入の分かりやすい利点は、毎回の洗剤・柔軟剤の計量を省けることです。ITW-80A01-Wでは、液体洗剤と柔軟剤をそれぞれタンクに保管する仕組み。日々省ける計量作業に加え、補充するタンクの容量や、取り外して洗える構造も見ておきたいところです。

ドラム式で乾燥を使う場合は、乾燥フィルターの手入れも日常の作業に入ります。CDK842には乾燥フィルターがあり、メーカーのお手入れ案内では、乾燥フィルター搭載機種は乾燥運転後、毎回の手入れが必要としています。乾燥で干す手間を減らす一方、この作業は残ります。

フィルターが目詰まりすると、乾燥時間が長くなったり、乾燥ムラが起きたりするという案内もあります。「乾燥機能があるか」に加えて、手入れする部分へ手が届くか、取り外せるかまでが使い勝手の確認点です。上に収納棚を置く場合も、乾燥フィルターを取り外す余裕を残す必要があります。

設置寸法は防水パン・蛇口・ドアの開閉まで確認

設置寸法は防水パン・蛇口・ドアの開閉まで確認

設置では、本体の幅・奥行・高さだけで判断せず、防水パンの内寸、蛇口や棚までの高さ、ふたやドアを開ける空間を一緒に測ります。縦型なら上部、ドラム式なら前面の空間が必要です。今の洗濯機が置けている場所でも、形の違う機種へ買い替えるときは、開閉する方向まで見直しましょう。

  • 防水パン:外側ではなく内寸を測り、候補機種の設置条件と照合
  • 蛇口:本体に当たったり、本体の後ろに隠れたりしない高さか
  • 上の棚:ふたの開閉や、搭載機能に応じた補充・フィルターの取り外しが可能か
  • ドラム式の前面:ドアを開く奥行きと、洗濯物を出し入れする空間があるか
  • 搬入経路:廊下の曲がり角、階段の手すり、途中の低い天井などが妨げにならないか

CDK842は左開きです。置ける幅があっても、壁や通路との位置関係で、ドアを開けた際に衣類を出し入れしにくくなる可能性があります。高さ908mmという数字だけでコンパクトさを判断せず、前面まで含めて使う様子を考えてみてください。メーカーのドラム式の設置場所案内も参考になります。

排水位置などの都合で高さの調整が必要そうな場合は、購入先の設置サービスへ相談しましょう。メーカーは、ドラム式を台やブロックの上に置くことを危険としており、アイリスプラザの設置サービスでは、かさ上げが必要な場合の別料金も案内しています。

寸法が足りないからと、自己判断で台を足して設置するのは避けてください。

値段は設置と回収を含む支払い条件で比較

値段を比べるときは、型番に加えて設置の有無までそろえます。例えば、2026年10月27日時点のアイリスプラザでは、CDK842の商品ページに96,800円(税込)、送料無料、設置無料の表示がありました。価格やサービスの表示は購入時点で変わるため、注文する商品の条件として見直す必要があります。

特にOSHの8kg販売ページは、自動投入なし・2連タンク・4連タンクなどを選ぶ構成です。ページの最低価格だけを見て、ITW-80A01-Wの購入価格だと決めないようにしましょう。IAW-T504も設置あり・なしの選択肢があります。候補の型番、機能、設置条件を選んだ状態の金額で比べるのが確実です。

アイリスプラザの「あんしん設置サービス」は、開梱、指定場所への設置、給排水ホースの接続、開梱ごみの回収までを代行します。ただし、クレーン搬入や3人以上の作業、かさ上げ台、必要な蛇口部品などは別途料金の対象です。設置無料と表示されていても、住まいの条件に伴う追加作業まで一律無料とは限りません。

買い替えなら、古い洗濯機の回収費用も予算に入れます。同店の案内では、リサイクル料金と収集運搬費は現地での徴収です。また、設置込みでは配送時に回収し、設置なしでは配送業者とは別の業者が別日に対応するという違いがあります。

購入価格だけでなく、回収の費用と日程まで含めて、設置・リサイクル回収サービスの条件を見ておきましょう。

評判と故障の不安は型番・保証・相談先に分けて考える

評判と故障の不安は型番・保証・相談先に分けて考える

口コミを読むときは、購入した型番や種類が自分の候補と同じかを先に見ます。例えばOSHの8kg販売ページには、自動投入なしや4連タンク購入者のレビューも掲載されています。同じページの感想でも、2連タンクのITW-80A01-Wだけの評価として読むことはできません。

個々の口コミから、メーカー全体が故障しやすい・しにくいとも断定できません。

購入前に具体的に比べられるのは、保証期間や保証対象、相談先です。ここで紹介したIAW-T504-W、ITW-80A01-W、CDK842は、公式商品情報では購入日から1年間の保証とされています。さらに、購入店独自の延長保証が付く場合は、その条件も分けて見ます。

アイリスプラザの無料延長保証は、無料会員登録を行い、購入前に会員ログインして対象商品を購入することが条件です。メーカー保証の終了翌日から1年間延長されます。保証規定に従い、正常な使用状態での自然故障を無償修理または交換する内容で、使用上の誤りによる故障、消耗・摩耗品や付属品の交換などは対象外です。

「1年延長」の表示だけでなく、延長保証の条件まで見て選びましょう。

購入後に残しておきたい証明も、買い方によって違います。メーカーFAQでは、ネット購入は注文時の購入履歴や購入メールが保証書代わりになると案内。店舗購入で保証書に販売店印がない場合は、店舗発行の購入証明やレシートが保証書になるため、原本を大切に保管します。

延長保証の申込みや問い合わせは購入店へ、製品の故障・破損に伴う修理相談や申込みはメーカーの案内する窓口へ、という区別も押さえておくと安心です。故障・破損の公式FAQでは、修理の相談・申込みを問い合わせフォームから連絡するよう案内しています。

価格と機能に納得できたら、最後に購入店の保証条件と連絡先まで確認して購入を決めましょう。

アイリスの洗濯機選びのまとめ

この記事のまとめです。

  • 干す前提で価格やコンパクトさを重視するなら縦型、乾燥まで任せたいなら乾燥機能付きドラム式が候補です。
  • IAW-T504の部屋干しモードは風乾燥で干す時間を短くする機能で、衣類を乾かすドラム式の乾燥機能とは区別します。
  • 容量は人数の目安に加え、まとめ洗い・大物洗いの頻度と、コースごとの条件で判断します。
  • IAW-T504-Wは5kgの小容量機で、低めの設計と部屋干しモード、予約タイマーを備えています。
  • ITW-80A01-Wは8kgの縦型で、液体洗剤400mL・柔軟剤500mLの2連自動投入タンクを搭載しています。
  • CDK842は洗濯8kg・乾燥4kg。乾燥を日常的に使うなら、一度に乾かしたい量を基準に検討します。
  • CDK842の温水洗浄は加熱時間が追加され、すべての黄ばみやニオイの原因菌を除去できるわけではありません。
  • 乾燥フィルターは乾燥運転後に毎回の手入れが必要で、取り外す空間も確保します。
  • 設置は本体寸法だけでなく、防水パンの内寸、蛇口、開閉空間、搬入経路まで含めて判断します。
  • 購入価格は型番と設置条件をそろえて比較し、追加作業や古い洗濯機の回収費用も予算に入れます。
  • 口コミは購入した種類を区別して読み、保証期間・対象外条件・購入証明・相談先を確認します。
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この記事を書いた人

こんにちは!
「洗濯機のミカタ」を運営している ミカちゃん先生 です。

家電量販店での勤務経験と、洗濯機オタクな日常から得た知識を活かして、
「どの洗濯機を選べばいいの?」「この機能って何?」といった疑問に
やさしく、分かりやすくお答えしていきます。

ドラム式か縦型か、メーカーの違い、実際の使用感など、
洗濯機にまつわる情報をたっぷりお届けしていきますので、
あなたの洗濯機選びに、少しでもお役に立てればうれしいです♪

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