シャープのドラム式洗濯機を比較|乾燥・電気代・サイズで選ぶ6機種

シャープのドラム式洗濯機を比較|乾燥・電気代・サイズで選ぶ6機種

シャープのドラム式洗濯機は、乾燥まで任せたい量と、置ける奥行から選ぶのがおすすめです。乾燥6kgとフィルター掃除の省力化を重視するならES-12X2、同じ乾燥6kgでヒートポンプ方式を選ぶならES-12P2。奥行を抑えたい場合は、洗濯8kg・乾燥4kgのES-8XS1も候補になります。

この記事では、2026年10月28日時点の公式情報をもとに、発売予定機種を含む6機種を比較します。ES-10L2とES-8L2は2026年11月下旬発売予定。買い替ぎを急ぐ方と、発売を待てる方で候補を分けながら、乾燥の使い方、設置条件、購入後に残るお手入れまで見ていきましょう。

この記事のポイント
  • 乾燥容量と発売予定を分けた6機種の比較
  • 運転容量をそろえて見る電気代・水道代
  • 外形寸法・防水パン・搬入経路の確認
  • 自動お掃除でも残る手入れの違い
目次

シャープのドラム式洗濯機を容量・乾燥・機能で比較

まずは乾燥容量と発売時期で候補を絞る

まずは乾燥容量と発売時期で候補を絞る

最初に見たいのは、洗濯容量と乾燥容量の違いです。例えばES-12X2は洗濯・脱水12kgに対し、乾燥は6kg。12kg洗えるからといって、その量をそのまま一度に乾燥できるわけではありません。毎回乾燥まで使うなら、洗濯容量よりも「一度に何kg乾かしたいか」を先に決めると、候補がはっきりします。

機種洗濯・脱水/乾燥容量候補にする目安
ES-12X212kg/6kg乾燥6kgに加え、乾燥フィルターの自動お掃除を重視
ES-12P212kg/6kg乾燥6kgと低温風のヒートポンプ乾燥を重視
ES-8XS18kg/4kg奥行を抑えながらヒートポンプ乾燥を使いたい
ES-7S27kg/3.5kgコンパクトな機種で、必要なときに乾燥も使いたい
ES-10L210kg/5kg乾燥5kgが必要で、2026年11月下旬の発売を待てる
ES-8L28kg/4kg乾燥4kgの新機種を検討し、2026年11月下旬の発売を待てる

洗濯だけの日と、乾燥まで使う日を分ける家庭なら、両方の容量が判断材料になります。反対に、干す作業を減らしたくて買い替える場合は、乾燥容量に収まるかが中心です。家族の人数だけで決めず、普段まとめて乾かす衣類の量に、表の乾燥容量を当てはめてみてください。

また、表の容量をすべてのコースに当てはめることもできません。ES-12X2の場合、標準コースの洗濯〜乾燥は6kgですが、タオルケアは2kg、シワ抑えは1kg。特定の仕上がりを重視する方は、本体の最大容量と、使いたいコースの容量を分けて選びましょう。

乾燥方式の違いは毎日の使い方で選ぶ

ES-12X2の「ふわカラハイブリッド乾燥」は、ヒートポンプ乾燥にサポートヒーターを組み合わせる方式です。温度・湿度センサーで衣類の乾きやすさを判別し、ヒーターなどを制御して乾燥ムラを抑えます。パーカーやポケットのある衣類など、乾きにくい部分への対応を重視する方に向く候補です。

ただし、どの衣類も同じ仕上がりになるという意味ではありません。メーカーは、設置環境や衣類の量・素材・厚さ・織り方・組み合わせによって効果が異なる場合があるとしています。厚手の衣類を扱う際も、この条件を含めて捉えたいところです。

ES-12P2の「エコわざヒートポンプ乾燥」は、冷却水を使わず、ドラム内の空気を除湿しながら低温風で乾かします。ES-8XS1、発売予定のES-10L2・ES-8L2も、仕様上は同名の乾燥機能を搭載。乾燥容量と本体の奥行を変えながら、ヒートポンプ方式の候補を比較できます。

一方、ES-7S2はヒーターによる温風で乾かす「ヒーターセンサー乾燥(水冷除湿)」です。乾燥のみの運転もでき、メーカーは干した後の仕上げ乾燥にも案内しています。普段は干し、雨の日や仕上げに乾燥を使う方は検討できますが、毎日使う場合は次の運転コストも合わせて比べましょう。

電気代・水道代は運転容量とセットで比べる

電気代・水道代は運転容量とセットで比べる

乾燥をよく使う家庭では、本体価格と一緒に、洗濯〜乾燥1回あたりのコストを見ておきたいですね。下表は公式仕様に掲載された目安です。「乾燥だけ」の料金ではなく、洗濯から乾燥までの数値である点に注意してください。

機種洗濯〜乾燥の容量消費電力量の目安電気代の目安水道代+電気代の目安所要時間の目安
ES-12X26kg約590Wh18.3円31.1円約150分
ES-12P26kg約700Wh21.7円35.8円約160分
ES-8XS14kg約800Wh24.8円35.0円約148分
ES-7S23.5kg約1,600Wh49.6円70.6円約170分
ES-10L2〈発売予定〉5kg約900Wh27.9円39.7円約160分
ES-8L2〈発売予定〉4kg約800Wh24.8円35.0円約148分

料金の計算条件は、電気が31円/kWh、水道が137円/㎥、下水道が125円/㎥で、いずれも税込の目安単価です。各製品ページの料金注記は、ES-12X2・ES-12P2・ES-10L2・ES-8L2が2026年7月現在、ES-8XS1・ES-7S2が2025年7月現在。

実際の請求額は、ご家庭の契約料金により変わります。

ES-12X2とES-12P2は、どちらも6kgを洗濯〜乾燥する条件なので比較しやすい組み合わせです。ES-8XS1とES-8L2も、ともに4kgを洗濯〜乾燥する条件で比較できます。容量が異なる機種同士は、料金や時間だけを並べて優劣を決めないこと。

同じ奥行600mmのES-8XS1とES-7S2でも、乾燥容量と運転コストは違います。置ける大きさが近くても、毎日の使い方まで同じとは限りません。

使用水量・消費電力量・運転時間は、設置環境や衣類の量、素材、厚さ、組み合わせなどで異なる場合があります。

表の時間は日々の予定を考える目安として使い、毎回その時間で終わるという前提にはしないようにしましょう。

洗浄機能と洗剤自動投入は必要な手間で判断する

ES-12X2・ES-12P2に共通するのが「バブルジェット洗浄」です。洗剤液に発生させたマイクロバブルで汚れを浮かせ、高圧シャワーで洗い流す仕組み。洗濯12kg・乾燥6kgを必要とし、この洗浄方式も選びたい場合は、両機種の乾燥機能やお掃除機能を比べる流れになります。

ES-8XS1・ES-10L2・ES-8L2は「マイクロ高圧洗浄」を搭載しています。機能名の違いだけで、どんな汚れも必ず落ちると考えるのは避けたいところ。例えばES-12X2の洗浄効果についても、メーカーは衣類の量・素材、汚れや洗剤の種類によって異なるとしています。

洗いたい衣類に合うコースがあるかも含めて選びます。

毎回の計量を省きたいなら、液体洗剤・柔軟剤の自動投入にも注目しましょう。比較した6機種ではES-7S2を除く5機種に搭載されています。洗濯物の量に合わせて投入する機能なので、洗濯のたびに洗剤を計って入れる手間を減らしたい方に合います。

自動投入にもお手入れは残ります。ES-12X2の案内では、同じ洗剤・柔軟剤を使い、1日2回洗濯した場合、お手入れは6か月に1回程度が目安です。使用状況で頻度は異なり、銘柄や種類を変えるときはお手入れと設定変更が必要。洗剤を頻繁に使い分けたい方は、こうした作業も含めて使い勝手を考えておきましょう。

シャープのドラム式洗濯機で購入前に確認したい設置と手入れ

本体幅より外形寸法とドアの動きを見る

「幅約60cmだから入る」と決める前に、ボディ幅と外形寸法を分けて見ましょう。例えばES-12X2のボディ幅は596mmですが、排水ホースを含む外形幅は640mmです。下表の幅は排水ホース、高さは給水ホースを含みます。

機種外形寸法:幅×奥行×高さボディ幅
ES-12X2/ES-12P2640×719×1,120mm596mm
ES-8XS1640×600×1,040mm598mm
ES-7S2640×600×1,039mm598mm
ES-10L2〈発売予定〉640×650×1,040mm598mm
ES-8L2〈発売予定〉640×600×1,040mm598mm

この比較では、外形幅よりも奥行と高さに違いがあります。奥行を抑えたいならES-8XS1やES-7S2、発売予定のES-8L2が候補。乾燥5kgを必要とするなら、ES-10L2の奥行650mmを置けるかが判断の分かれ目です。容量を大きくする際は、洗濯機の前に残る空間も合わせて考えます。

外形寸法が収まっても、ドアを開けられるとは限りません。6機種とも左開き・右開きが用意されているため、壁や洗面台の位置に合わせて選びます。メーカーの設置スペースの確認ページでは、ドアを開く空間、左右の幅、防水パン、メンテナンスに必要な高さを確認項目に挙げています。

上に棚がある場合も、本体の高さだけで判断しないことが大切です。

防水パン・水栓・搬入経路を一緒に確認する

防水パン・水栓・搬入経路を一緒に確認する

6機種の基本仕様では、設置可能な防水パンの内寸奥行を540mm以上としています。ただし、これは設置条件の一項目。防水パンの外寸・内寸に加え、排水口の位置やパンの形状も確認が必要です。「内寸奥行540mmを満たすから必ず設置できる」とは判断できません。

排水口が本体の真下にある場合は、条件に応じた別売サービス部品が必要です。水栓も、形や高さによって給水用部材や壁ピタ水栓が必要になる場合があります。購入前に防水パン・排水口・蛇口の写真と寸法をそろえ、販売店に設置条件を伝えておくと、必要な部材を含めて相談できます。

ES-10L2の設置は、防水パンの内寸奥行だけで判断せず、深さも含めて設置条件に合うか、購入先またはシャープに確認してください。

設置場所まで運べるかも別の確認です。メーカーの搬入経路の案内は、建物の入口、エレベーター、階段、廊下、玄関ドア、設置場所の入口をチェック対象にしています。幅だけでなく、廊下の角を曲がれるか、手すりなどの出っ張りがないかも見ておきましょう。

搬入の目安は、経路で最も狭い部分が本体幅+6cm以上あれば「通常、搬入が可能」という案内です。すべての経路での搬入を保証する値ではないため、曲がり角や階段がある家では、経路全体を購入先に伝えることが大切です。

自動お掃除でも残る手入れを知っておく

お手入れの手間で選ぶときは、「乾燥フィルター」と「乾燥ダクト」を区別してください。ES-12X2の乾燥フィルター自動お掃除は、乾燥終了後にメインフィルターのホコリをダストボックスへ集める機能です。一方、乾燥ダクト自動お掃除は、次の洗濯時に給水を利用して、ダクトなどの洗剤成分や糸くずを洗い流すもの。

掃除する場所も仕組みも異なります。

比較した6機種のうち、乾燥フィルター自動お掃除を搭載するのはES-12X2です。ダストボックスのホコリ捨ては週1回程度が目安ですが、これは6kg分の衣類を毎日乾燥した場合。衣類の量・素材・組み合わせによって時期は変わります。

メーカーの案内では、自動お掃除非搭載機種の乾燥フィルターは、乾燥運転のたびにお手入れが必要です。

ドアパッキン自動洗浄も、汚れを必ず取り切る機能ではありません。ES-12X2・ES-12P2は、2〜3週間に1回程度パッキンをめくり、ホコリや糸くず、汚れが付いていれば必ず取り除く案内です。自動化される部分と、目で見て確かめる部分が残ることを理解しておきましょう。

また、ES-12X2・ES-12P2の洗濯槽自動お掃除は、工場出荷時にはオフ設定です。設定後は、標準〈AI標準〉・おうち流コースの洗濯または洗濯〜乾燥で、使用水量が約5L増え、運転時間が約2分長くなります。購入後は機能が付いていることだけでなく、設定状態も確かめたいですね。

乾燥経路の汚れをためないため、シャープは洗剤・柔軟剤の使用量を守ることや、月1回の槽洗浄コースも案内しています。乾燥フィルターの目詰まりは、乾燥時間の延長や乾燥ムラにつながる場合があります。自動お掃除を「手入れが不要になる機能」と考えず、必要な掃除の回数や作業を減らす機能として選ぶのがよいでしょう。

価格・型落ちは必要な機能と設置費用まで比べる

価格・型落ちは必要な機能と設置費用まで比べる

紹介した6機種はいずれもオープン価格です。メーカーが希望小売価格を定めていないため、型番の新しさだけで価格差を決めつけず、購入先の販売価格で比べます。その際は本体代に加え、自宅の条件で必要になる給排水用部材の有無も見積もりに含めたいところです。

型落ちも含めた比較例が、2025年度モデルのES-8XS1と、発売予定のES-8L2です。両機種は洗濯8kg・乾燥4kg、外形寸法640×600×1,040mmで、洗濯〜乾燥の公表値も約800Wh・約148分と一致します。容量や主要な数値が同じなら、発売年だけを理由に候補から外す必要はありません。

一方で、すべての仕様が同じという意味ではありません。色はES-8XS1がグレイングレーとラスターホワイト、ES-8L2がグレイングレー。白い本体を希望する方には、この違いも選ぶ理由になります。ES-8L2は発売予定機種なので、購入時期も判断材料です。

最後に迷ったら、乾燥容量、置ける寸法、毎日の手入れの順に戻ってみてください。乾燥6kgとフィルター掃除の省力化が必要ならES-12X2、同じ容量でヒートポンプ方式を選ぶならES-12P2。コンパクトな機種では、乾燥をよく使うか、必要なときだけ使うかでES-8XS1とES-7S2を比較します。

必要な条件を満たした候補同士で価格を比べれば、安さのために欲しかった使い方を諦めずに済みます。

シャープのドラム式洗濯機の選び方まとめ

この記事のまとめです。

  • 乾燥まで使う量を基準に選び、洗濯容量と乾燥容量を分けて見る
  • ES-12X2は乾燥6kgと乾燥フィルター自動お掃除を重視する方の候補
  • ES-12P2は洗濯12kg・乾燥6kgで、低温風のヒートポンプ乾燥を搭載
  • ES-8XS1は奥行600mm・乾燥4kgのヒートポンプ機、ES-7S2は乾燥3.5kgのヒーター機
  • ES-10L2とES-8L2は2026年11月下旬発売予定で、購入を急ぐ場合は時期を区別
  • 電気代と所要時間は洗濯〜乾燥の容量とセットで比較し、実際の運転条件による変動も考慮
  • 設置はボディ幅だけで決めず、ホースを含む寸法、ドア開閉、上部の空間まで確認
  • 防水パンの内寸奥行540mm以上だけで設置を判断せず、排水口・水栓・搬入経路も確認
  • ES-10L2の防水パンは、内寸奥行だけでなく深さなどの設置条件も購入先またはシャープに確認
  • 自動お掃除搭載でもホコリ捨てや汚れの確認は必要で、機能ごとの対象を区別
  • 価格や型落ちは、必要な機能・寸法・色・購入時期と設置用部材を含めて比較
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この記事を書いた人

こんにちは!
「洗濯機のミカタ」を運営している ミカちゃん先生 です。

家電量販店での勤務経験と、洗濯機オタクな日常から得た知識を活かして、
「どの洗濯機を選べばいいの?」「この機能って何?」といった疑問に
やさしく、分かりやすくお答えしていきます。

ドラム式か縦型か、メーカーの違い、実際の使用感など、
洗濯機にまつわる情報をたっぷりお届けしていきますので、
あなたの洗濯機選びに、少しでもお役に立てればうれしいです♪

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