AQUAのドラム式洗濯機を比較|容量・乾燥・設置条件から選ぶ

AQUAのドラム式洗濯機を比較|容量・乾燥・設置条件から選ぶ

AQUAのドラム式洗濯機は、まとめ洗いと衣類ケアを重視するならDX12B、薄型で洗剤の自動投入も欲しいならDM10Bが候補です。自動投入を必要としない場合は、ヒートポンプ乾燥を備えたDH12B・DH8Bも比較しましょう。まずは「一度に乾かす量」と「置き場の奥行き」で候補を絞るのがおすすめです。

この記事は2026年10月30日時点の公式情報を基にしています。AQW-DX12B・AQW-DM10Bは11月5日発売予定、AQW-DH12B・AQW-DH8Bは10月15日発売の機種です。店頭ですぐ購入する場合と、発売を待って選ぶ場合を分けて見てください。

この記事のポイント
  • 乾燥容量と奥行きで決める候補
  • 機種ごとに異なる自動投入と衣類ケア
  • 防水パン・ドア・搬入経路の設置条件
  • 自動おそうじでも残る日常のお手入れ
目次

AQUAのドラム式洗濯機はどれを選ぶ?機種と機能の違い

洗濯容量より先に、乾燥容量と本体の奥行きを比べる

洗濯容量より先に、乾燥容量と本体の奥行きを比べる

洗濯から乾燥まで続けて使うなら、製品名の「12kg」「10kg」だけでは選べません。洗濯・脱水できる量と、乾燥できる量は別です。たとえば12kgタイプのDX12B・DH12Bも、標準コースで洗濯から乾燥まで運転する場合は6kgまでとなります。

機種洗濯・脱水/乾燥容量総外形寸法:幅×奥行×高さ選ぶ際の軸
AQW-DX12B-L/AQW-DX12B-R12kg/6kg595×667×943mm自動投入とオゾンエアウォッシュ
AQW-DM10B-L/AQW-DM10B-R10kg/5kg595×598×943mm薄型と自動投入
AQW-DH12B-L/AQW-DH12B-R12kg/6kg595×667×943mm自動投入なしで大容量を確保
AQW-DH8B-L/AQW-DH8B-R8kg/4kg595×598×943mm薄型のヒートポンプ乾燥機
AQW-D8B-L8kg/4.5kg595×616×943mmPTCヒーター乾燥を採用
AQW-F8N8kg/乾燥機能なし595×611×866mm洗濯・脱水を中心に使う場合

寸法は排水ホースを含みます。本体の寸法とは別に、壁との間隔やドアを開ける場所が必要です。

奥行きを抑えながら自動投入も使いたい家庭では、DM10Bが検討しやすい機種です。同じ外形寸法のDH8Bとは容量と機能が異なるため、「小さい容量のほうが本体も小さい」とは限りません。一方、まとめて洗う量を重視するなら、12kgタイプを置けるかどうかが分かれ目になります。

乾燥を使わず、お湯洗いのできるドラム式を探しているなら、ドラム式全自動洗濯機のAQW-F8Nも候補です。ただし、乾燥まで任せたい人には用途が合いません。「ドラム式」という形だけで選ばず、洗濯乾燥機か、洗濯・脱水用の機種かを区別しましょう。

洗濯機のミカタ

アクア株式会社 AQW-DX12B-L を探す

洗濯機のミカタ

アクア株式会社 AQW-DX12B-R を探す

洗濯機のミカタ

アクア株式会社 AQW-DM10B-L を探す

まっ直ぐドラムの特徴と、乾燥方式・時間・電力量の違い

「まっ直ぐドラム」は、洗濯槽を水平に配置した構造です。AQUAは、衣類が絡みにくく、洗いムラ・乾燥ムラやシワを抑え、取り出しやすいことを特徴として案内しています。絡まった衣類を取り出す手間や、乾燥後の仕上がりを重視する人が注目したい部分です。

乾燥方式は機種で異なり、DX12B・DM10B・DH12B・DH8Bはヒートポンプ式、D8BはPTCヒーター式です。ヒートポンプ乾燥について、メーカーは除湿しながら低温風で乾かし、縮みを抑える方式と説明しています。

ただし、仕上がりは衣類の量や素材などで異なり、「シワがなくなる」「どの服も縮まない」と保証するものではありません。

機種定格の洗濯~乾燥容量標準コースの運転目安時間洗濯~乾燥時の消費電力量
DX12B6kg約139分950Wh
DM10B5kg約149分1,065Wh
DH12B6kg約139分950Wh
DH8B4kg約165分1,338Wh※
D8B4.5kg約175分1,873Wh

いずれも50/60Hzの公表値。乾燥だけの時間・電力量ではなく、洗濯から乾燥までの値です。機種ごとに衣類の量が異なるため、同じ量を処理した比較ではありません。

※DH8Bは、個別製品ページと発売資料では「乾燥4kg・1,338Wh」と一致しています。一方、公式の『2026「まっ直ぐドラム」コンセプト』ページの脚注には、DM10Bとまとめて「洗濯~乾燥5㎏時。消費電力量:約1,065Wh」と記載されています。

表は個別仕様の値を示していますが、表示の食い違いがあるため、電気代を購入判断の決め手にする場合はメーカーに確認してください。

毎回まとめて乾かすなら、方式の名前に加えて容量と運転時間を一緒に見ましょう。洗濯できる量いっぱいに入れて、そのまま同じ量を乾燥できるわけではありません。DX12Bでも、おしゃれ着の洗濯は2kgまで、スピードコースの洗濯~乾燥は0.5kgまでと、コースによって上限が変わります。

自動投入はDX12B・DM10B、お湯洗いはB型番5機種に搭載

自動投入はDX12B・DM10B、お湯洗いはB型番5機種に搭載

洗剤を量る手間を減らしたいなら、液体洗剤・柔軟剤の自動投入があるDX12B・DM10Bを選びます。DH12B・DH8Bには搭載されていません。初めて使う際は初期設定が必要で、タンクは洗剤用と柔軟剤用をそれぞれ取り外して水洗いできます。

DX12B・DM10Bの「泡フルウォッシュ」は、液体洗剤を自動投入するときに働く機能です。手動投入時は、ドラムの底から給水し、高濃度の洗剤を衣類に浸透させてから洗います。泡のシャワーを目当てに選ぶなら、自分が自動投入を使うかどうかも関係します。

お湯洗いモードは、比較しているB型番5機種に搭載。洗剤液を温め、酵素の働きを引き出して汚れや黄ばみに対応します。自動投入が不要で、お湯洗いとヒートポンプ乾燥が欲しいなら、DHシリーズも候補に残せます。水温は衣類の取り扱い表示に合わせて選び、すべての黄ばみが落ちるわけではない点も押さえておきましょう。

DX12B・DM10Bには、約40℃の温水で洗剤と酸素系漂白剤の効果を引き出す「オキシ洗いコース」もあります。洗濯・洗濯~乾燥とも2kgまでのコースです。使用できるオキシクリーンは、粉末タイプ・界面活性剤不使用・酸素系の製品に限られ、界面活性剤入りや液体タイプは使えません。

普段の洗濯をすべて置き換える機能として考えず、対応する衣類を少量ケアしたいかで判断するとよいでしょう。

コートや制服のケアを重視するならDX12Bのエアウォッシュ

比較しているB型番の中で、オゾンエアウォッシュを搭載するのはDX12Bです。頻繁に水洗いしない衣類をリフレッシュする機能で、コートや制服のケアを重視する人に向いています。通常の洗濯容量12kgとは別に、エアウォッシュ用の容量と運転時間が設定されています。

コース例容量運転時間メーカーが案内する用途
標準(除菌プラス)1.5kgまで60分コート・制服などのリフレッシュ
おしゃれ着(除菌プラス)1.5kgまで40分セーター・ぬいぐるみなどのリフレッシュ
標準1.5kgまで30分消臭やシワのケア
ミストアイロン1kgまで60分ワイシャツなどのシワ伸ばし

機能名に「オゾン」「ミスト」とあっても、すべてのコースで両方を使うわけではありません。また、除菌の試験結果は「標準(除菌プラス)」「おしゃれ着(除菌プラス)」など、指定されたコースでドラム内の衣類を対象に測定したものです。短時間の標準コースにも同じ効果がある、と読み替えないことが大切です。

ミストアイロンも、仕上がりは衣類の量・素材・一緒に運転するものによって変わります。

毎日の洗濯と乾燥が中心なら容量や設置性を優先し、制服やコート、シャツをケアする場面が多いなら、DX12Bの追加機能に価値を感じるかを考えてみてください。

AQUAのドラム式洗濯機を買う前に確認したい設置・手入れ・価格

60cm角の防水パンでも、内寸・壁・ドア・搬入経路を確認

「60cm角防水パンに置ける」という案内は、外側の寸法だけで判断しないでください。DM10B・DH8B・D8Bの製品ページには、内寸幅590mm、内寸奥行540mm、壁までの奥行570mm以上という条件があります。今ある防水パンの名称や見た目ではなく、内側を測ることが必要です。

据付説明書では、防水パンの形状によって条件が分かれています。長方形フラットタイプの12kg機では、内寸幅590mm・奥行540~570mmの場合、排水口は本体下という条件付きです。内寸奥行570mm以上なら本体下・横に対応します。

四隅が盛り上がったタイプにも別の図があるため、「奥行540mm以上」だけを切り取って設置可能とは判断できません。

本体周囲は、前方を開放し、上方20cm、左右各1cm、後方は天板から2cm以上離す指定です。ただし排水口側は壁から8cm以上が必要。

棚の下に入れる場合は、高さ943mmの本体が収まるかに加えて、上部の空間も見てください。

ドアを開けたときの寸法も重要です。据付説明書の左開き図では、90度開いた状態の前後寸法はDX12B・DH12Bで1,161mm、DM10B・DH8Bで1,093mm、D8Bで1,078mm。閉じた状態で置けても、手前の収納や洗面台が邪魔になる可能性があります。

DX・DM・DHは左開きと右開きが選べる一方、D8Bは左開きです。

  • 防水パンの内寸・形状と排水口の位置
  • 本体周囲の余裕、ドアを開く方向と前方の空間
  • 水栓の高さ・形状と給水ホースの接続条件
  • 玄関・室内ドア・廊下の曲がり角・階段やエレベーターの寸法

採寸した内容を販売店に伝え、設置の可否を確認しましょう。AQUAは据え付けを販売店または専門業者へ依頼するよう案内しています。

自動おそうじがあっても、乾燥後のゴミ捨ては必要

自動おそうじがあっても、乾燥後のゴミ捨ては必要

B型番5機種には「トリプル自動おそうじ」があります。ただし、自動で掃除する乾燥フィルターは内蔵側です。洗い落としたホコリは排水フィルターに集まるため、自動おそうじを「ゴミを捨てる作業まで不要」と受け取らないようにしましょう。

排水フィルターは、乾燥運転後に毎回お手入れが必要です。ドアパッキンも自動で水を流して洗いますが、運転後に残った水滴や落としきれない糸くずは拭き取ります。乾燥補助フィルターのお手入れも別にあり、D8Bはほかの4機種と形状が異なります。

カビケア槽自動おそうじは、購入時にはオフ設定です。有効にすると使用水量が増え、DX12B・DH12Bは約4L、DM10B・DH8B・D8Bは約3Lの追加となります。また、「乾燥」「脱水~乾燥」および「おしゃれ着」コースでは実行されません。

名前が似ていても、衣類をケアするエアウォッシュとは対象が異なり、こちらは洗濯槽のお手入れ機能です。

DX12B・DM10Bの自動投入も、タンクと内部経路のお手入れが必要です。メーカーの目安は2~3か月に1度。1か月以上使わなかったときや、残量が少ない状態で1週間以上補充しなかった場合も対象です。毎回の計量を減らす便利さと、定期的なタンク洗浄の両方を含めて選びましょう。

口コミの「音が気になる」「乾きにくい」は型番と条件を分けて読む

口コミを見るときは、最初に型番を合わせてください。たとえばCLASのレビュー記事には、AQW-DX12Pで音が気になる場面があるという利用者の声が掲載されています。これは旧機種についての体験談であり、これから発売されるDX12Bの使用評価として扱うことはできません。

公表されている運転音にも機種差があります。DX12B・DH12Bは洗い約34dB・脱水約42dB・乾燥約45dB。DM10B・DH8Bは乾燥時が約47dBです。

D8Bは洗い約36dB・脱水約42dB・乾燥約36dBなので、「AQUAは静かか」という一括りよりも、気になるのが洗い・脱水・乾燥のどの時間帯かを考えるほうが具体的です。

まっ直ぐドラムには、ダンパーとバネで洗濯槽を支え、床へ振動を伝わりにくくする設計があります。一方、据付説明書は、平らでない床や弱い床、滑りやすい床で振動・騒音が大きくなると注意しています。低振動設計だけで判断せず、置き場の床や壁との間隔も販売店に伝えておきましょう。

乾燥については、口コミの洗濯量がその機種・コースの上限内か、お手入れがどう行われていたかを分けて読みます。メーカーも、内蔵フィルターの自動おそうじを「詰まりによる乾燥効率の低下を抑える」機能と説明しています。容量や掃除の条件を省いた感想だけで、乾燥性能全体の良し悪しを決めないようにしたいですね。

価格は同じ容量・設置条件で比べ、追加機能の必要性を決める

価格は同じ容量・設置条件で比べ、追加機能の必要性を決める

紹介した機種はオープン価格で、メーカー希望小売価格は設定されていません。そのため、「AQUAなら何万円」と一つの価格で判断するより、必要な容量と設置条件を満たした機種同士で販売価格を比較するのが基本です。DX12B・DM10Bは発売前なので、購入できる時期と納期も合わせて見ておきましょう。

12kgで迷うなら、DX12BとDH12Bが比較の組み合わせです。標準の乾燥容量、総外形寸法、洗濯~乾燥の公表時間・消費電力量は同じ。一方、DX12Bには自動投入、泡フルウォッシュ、Aiウォッシュ、オゾンエアウォッシュがあります。購入時の価格差に対して、日々使いたい追加機能があるかで選べます。

薄型で迷うなら、同じ外形寸法のDM10BとDH8Bを比較します。ここでは自動投入の有無に加え、洗濯・乾燥容量も変わるため、価格だけを横並びにしないことが大切です。D8Bを検討する場合は、ヒートポンプ式とは乾燥方式や電力量、選べるドアの向きが異なる点まで含めて比べてください。

AQUAのドラム式洗濯機選びのまとめ

この記事のまとめです。

  • 2026年10月30日時点でDX12B・DM10Bは11月5日発売予定、DH12B・DH8Bは10月15日発売です。
  • 洗濯から乾燥まで使う場合は、洗濯容量とは別に乾燥容量を見て選びます。
  • DM10BとDH8Bは同じ外形寸法ですが、容量と自動投入の有無が異なります。
  • DX・DM・DHのB型番はヒートポンプ式、D8BはPTCヒーター式です。時間・電力量は処理する容量も合わせて比較します。
  • DH8Bの電力量には公式ページ間の食い違いがあり、電気代を重視する場合はメーカーへの確認が必要です。
  • 自動投入と泡フルウォッシュを重視するならDX12B・DM10Bが候補。泡フルウォッシュは液体洗剤の自動投入時に働きます。
  • オゾンエアウォッシュを使いたいならDX12B。通常の洗濯とは容量が異なり、効果もコースごとに区別します。
  • 設置は防水パンの内寸と形状、排水口、壁との間隔、ドア開放時の寸法、搬入経路まで確認します。
  • 自動おそうじがあっても、乾燥後の排水フィルター掃除やパッキンの拭き取り、自動投入タンクの定期洗浄は必要です。
  • 口コミは型番と使用条件を合わせて読み、価格は必要な容量・設置条件・追加機能をそろえて比較しましょう。
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この記事を書いた人

こんにちは!
「洗濯機のミカタ」を運営している ミカちゃん先生 です。

家電量販店での勤務経験と、洗濯機オタクな日常から得た知識を活かして、
「どの洗濯機を選べばいいの?」「この機能って何?」といった疑問に
やさしく、分かりやすくお答えしていきます。

ドラム式か縦型か、メーカーの違い、実際の使用感など、
洗濯機にまつわる情報をたっぷりお届けしていきますので、
あなたの洗濯機選びに、少しでもお役に立てればうれしいです♪

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