ドラム式洗濯機のコスパ最強は?価格・乾燥代・設置条件で選ぶ3候補

ドラム式洗濯機のコスパ最強は?価格・乾燥代・設置条件で選ぶ3候補

ドラム式洗濯機のコスパで迷ったら、まず「洗濯から乾燥まで任せたいか」を決めましょう。乾燥まで使い、本体予算を抑えたいならニトリのND120HL1が有力候補。乾燥の速さと節電を使い分けたいなら東芝のTW-127XM5L、乾燥機能が不要ならハイアールのJW-TD120SAが比較対象になります。

ただし、乾燥なしが必ず最安とは限りません。この記事では2026年9月27日確認の掲載価格と公式仕様をもとに、3候補の使い分けを紹介します。「最強」を価格の順位だけで決めず、必要な機能と自宅に置ける条件まで含めて選んでいきましょう。

この記事のポイント
  • 乾燥の使い方で分かれる3つの購入候補
  • 運転時間と運転条件の違いを踏まえた電気代比較
  • 洗濯容量より先に見たい乾燥容量
  • 搬入・設置・回収費まで含めた総額判断
目次

ドラム式洗濯機のコスパ最強候補を使い方で比較

最初に比較したい3候補と向いている人

最初に比較したい3候補と向いている人

私なら、乾燥まで使う場合はニトリを価格の比較基準にして、東芝にどこまで追加予算を出せるかを考えます。どちらも洗濯12kg・乾燥7kgですが、東芝は洗濯から乾燥までの時間と消費電力量がコース別に示されており、生活時間に合わせて判断できます。

一方、干す作業を続ける予定なら、ハイアールの乾燥なしモデルも候補です。液体洗剤・柔軟剤の自動投入やお湯洗い機能があるため、「乾燥はいらないけれど、洗濯の手間は減らしたい」という選び方に合います。

候補掲載価格・販売状況洗濯/乾燥容量選ぶ理由
ニトリ ND120HL1公式特集149,900円(税込)。送料・設置料は別途12kg/7kg本体予算を抑えつつ、ヒートポンプを使う乾燥と自動投入が欲しい
東芝 TW-127XM5L(W)XPRICE掲載163,000円(税込)。確認時は品切れ12kg/7kg乾燥の速さと節電を使い分けたい
ハイアール JW-TD120SA(W)ケーズデンキWeb価格148,478円(税込)。在庫は届け先による12kg/乾燥なし乾燥機能は不要で、自動投入・お湯洗いを使いたい

価格・販売状況は2026年9月27日確認。各店の掲載例であり、市場最安値や設置費込みの同条件比較ではありません。

この価格例では、乾燥なしのハイアールもニトリに近い金額です。したがって、「乾燥を省けば大きく安くなる」と決めつけず、実際の見積額で比較するのが大切。東芝の163,000円も品切れ時の表示なので、その価格で今すぐ買える前提にはできません。

欲しい機能に加え、購入できる在庫と納期がそろって初めて購入候補になります。

ニトリND120HL1は本体予算と乾燥容量を両立したい人向け

12kgヒートポンプ式ドラム式洗濯乾燥機(ND120HL1 ホワイト)は、公式特集の掲載価格が149,900円(税込)。洗濯12kg・乾燥7kgで、液体洗剤・柔軟剤の自動投入も備えています。乾燥容量を確保しながら本体価格を抑えたい家庭では、最初に見積もりたい1台です。

乾燥方式は、公式説明ではヒートポンプにヒーターを加えたハイブリッド乾燥。商品名の「ヒートポンプ式」だけを見て、ヒーターを使わない機種だと受け取らないようにしましょう。ニトリは従来のヒーター式ND120KL1と比較して、消費電力量と電気代を抑えて乾燥できると案内しています。

この比較はニトリの特定の従来機種との比較であり、他社の全製品より省エネという意味ではありません。仕上がりの比較説明には、洗濯から乾燥まで3kg・標準洗乾コースなどの条件があり、衣類の量や素材、使用状況で効果が変わるとされています。

予算面では、149,900円を購入総額と考えないこともポイントです。送料・設置料は別途必要。設置費まで入れた金額が予算内に収まり、後半で説明する寸法条件にも合うなら、価格と乾燥容量のバランスを重視する人に勧めやすい候補です。

東芝TW-127XM5Lは乾燥の速さと節電を使い分けたい人向け

東芝TW-127XM5Lは乾燥の速さと節電を使い分けたい人向け

東芝のドラム式洗濯乾燥機TW-127XM5Lは、洗濯12kg・乾燥7kgの左開きタイプです。ヒートポンプ除湿乾燥と液体洗剤・柔軟剤の自動投入を搭載。購入価格だけでなく、洗濯を終えたい時刻に合わせて運転を選べる点を評価したい機種です。

公式仕様の洗濯〜乾燥の目安は約89分、消費電力量は約1,330Wh。一方、乾燥節電では約215分、約670Whとされています。短時間で終える運転と、時間をかけて電力を抑える運転では、数字が大きく違います。

洗濯機のミカタ

東芝 ドラム式洗濯乾燥機 を探す

たとえば、次の洗濯を続けて回したい日は時間を重視し、終了まで余裕がある日は乾燥節電を選ぶ、という使い分けが考えられます。省エネの数字だけでなく、その運転時間を自分の生活に組み込めるかが判断の分かれ目。約89分と約670Whを、同じ運転で両立する数字として読まないことが大切です。

運転音も乾燥時約48dB、乾燥節電時約42dBと別々に示されています。仕様は2025年8月現在の記載で、室温・水温、衣類の量や種類、設置・排水条件などにより時間や消費電力量は増減します。店頭では型番をTW-127XM5Lまで合わせ、現在の販売価格と納期を確認して比較しましょう。

ハイアールJW-TD120SAは乾燥を使わず洗濯機能を選びたい人向け

ハイアールの12.0kg ドラム式洗濯機JW-TD120SAは、乾燥機能を省いたモデルです。洗濯・脱水容量は12kg。衣類は干して仕上げる予定で、ドラム式の形や洗濯機能を選びたい人が対象になります。

液体洗剤・柔軟剤の自動投入に加え、温度を選べるお湯洗い機能を搭載しています。自動投入タンクは液体洗剤が約560ml、柔軟剤が約470ml。さらに、脱水時間と回転数を調整して衣類のしわを抑える「しわケア脱水」もあり、乾燥以外の機能を重視する選択肢です。

洗濯機のミカタ

ハイアール 12.0kg ドラム式洗濯機 JW-TD120SA を探す

メーカー希望小売価格はオープン価格で、ケーズデンキの掲載例は148,478円(税込)でした。乾燥機能がないことだけで、価格面でも有利とは判断できません。ニトリと近い見積額になるなら、お湯洗いやしわケア脱水、外形寸法の違いに価値を感じるかで決めたいところです。

「干す作業をなくしたい」という目的なら、この機種は対象から外れます。反対に、乾燥を使わない方針が決まっているなら、洗濯に必要な機能へ予算を振り向ける候補になります。家族の誰が、洗濯後の衣類をどう仕上げるかまで決めておくと、購入目的とのずれを防げます。

ドラム式洗濯機でコスパ最強を選ぶための費用と設置チェック

電気代は同じ運転条件で比べ、本体価格と分けて考える

ランニングコストを比較するときは、洗濯だけの値と、洗濯から乾燥までの値を混ぜないようにします。東芝TW-127XM5L/Rの仕様では、洗濯時は約70Wh、洗濯〜乾燥時は約1,330Wh、乾燥節電では約670Wh。どの使い方をするかで、比較に使う数値が変わります。

以下は、公式の消費電力量に電力料金目安単価31円/kWh(税込)を掛けた電気代の試算です。31円は家電公取協の2022年7月改定の目安で、家庭の契約単価を保証するものではありません。

TW-127XM5L/Rの運転消費電力量目安時間電気代の試算/回
洗濯〜乾燥約1,330Wh約89分約41.2円
洗濯〜乾燥・乾燥節電約670Wh約215分約20.8円

水道代・洗剤代は含みません。使用環境や衣類により、実際の消費電力量と運転時間は変わります。

仮にこの条件で1日1回、年間365回運転すると、2つの運転の電気代差は年間約7,468円です。同じ機種でも、普段使うコースによって費用が変わることが分かります。ただし、これは毎回同じ消費電力量で運転できたと仮定した計算です。

別機種の本体価格差を何年で取り戻せるかは、両方の消費電力量を同じ条件で比べなければ分かりません。「ヒートポンプ式だから何年で元が取れる」と一律に決めず、まず本体・設置の見積額を比較し、そのうえで自分が使う運転の電気代を重ねて考えましょう。

容量は乾燥する量を基準にし、自動投入も比較する

容量は乾燥する量を基準にし、自動投入も比較する

ニトリND120HL1と東芝TW-127XM5Lは、洗濯12kgに対して乾燥7kgです。洗える量と乾燥できる量は同じではありません。洗濯から乾燥まで一度に任せたいなら、商品名の「12kg」だけでなく、乾燥する衣類が7kgの容量に収まるかを基準にします。

ニトリの標準容量は乾燥した布の質量で示されています。濡れた衣類の重さで考える数値ではありません。洗う分の一部は干す家庭と、まとめて乾燥まで終えたい家庭では、同じ12kgモデルでも容量の評価が変わります。

便利機能では、今回の3候補はいずれも液体洗剤・柔軟剤の自動投入を備えています。この3台の中なら、自動投入を付けるためだけに最も高い候補へ予算を上げる必要はありません。乾燥の有無、運転時間、お湯洗いなど、違いのある機能に注目できます。

また、短時間コースの数字にも容量条件があります。東芝の「少量45分コース」は洗濯乾燥・化繊1kgまでで、「すすぎ1回」対応洗剤を使う条件です。7kgを約45分で乾燥まで終えられるという意味ではないため、普段の洗濯量で使うコースを軸に選びましょう。

寸法は本体だけでなく搬入経路・扉・防水パンまで見る

候補幅×奥行×高さ寸法を見る際の注意
ニトリ ND120HL1約613×677×985mm商品説明の外形寸法と購入時チェックリストの値。別欄に異なる表記あり
東芝 TW-127XM5L/R645×722×1,060mm給・排水ホースを含む総外形寸法。ボディ幅は600mm
ハイアール JW-TD120SA595×700×940mm給・排水ホースを含む総外形寸法。実際の据え付けには排水ホース・設置のスペースが必要

表の寸法は、搬入や設置ができることを保証する寸法ではありません。

ニトリの商品ページには、「仕様・サイズ」欄の幅61×奥行68×高さ98cmと、「商品説明」欄の約613×677×985mmという表記差があります。購入時チェックリストは後者と一致しますが、差の理由は示されていません。

ぎりぎりの場所へ置く場合は小さい側の数値で判断せず、対象品番ND120HL1WHと現場の寸法を販売店へ伝えて照合してください。

ニトリの購入時チェックリストでは、玄関・廊下などの搬入経路に本体寸法に加えて10cm、階段のクランクでは20cmの余裕を求めています。手すりや階段の形状、天井の高さも対象です。洗濯機置き場だけ測って注文するのは避けましょう。

ニトリは据え付け時の上方20cm、左右・後方1cm以上、排水口側9cm以上の離隔が必要です。洗剤投入口を開けるには上方28cm、扉を開けた際の最大奥行は約121cm。前を通れるか、棚が投入口に干渉しないかまで見ておきたいところです。

これらはニトリの対象商品の条件で、他社機種へそのまま当てはめる数値ではありません。

防水パンも機種別に確認します。東芝は奥行内寸520mm以上、ハイアールは幅595×奥行540mm以上が仕様上の条件です。ハイアールは幅内寸によって排水トラップが本体の下に位置する場合があると注意しています。防水パンの内寸だけでなく、排水口・水栓の位置を含めて販売店に設置可否を判断してもらいましょう。

安値や型落ちは送料・設置・回収を含む総額で判断する

安値や型落ちは送料・設置・回収を含む総額で判断する

候補を絞ったら、「本体代」「送料・設置料」「必要な部材」「古い洗濯機の回収費」を分けた見積もりを取りましょう。型落ちや値下げ品を探す場合も、掲載価格だけで決めると、品切れや別料金を見落とします。東芝の価格例のように、価格が残っていても注文できない場合があります。

ニトリは送料と有料の設置サービスを別途案内しています。公式FAQによる配送員設置の範囲は、指定場所への設置・配線・給排水接続です。一方、防水パンの設置工事は行っていません。洗濯機の設置を頼めば、周辺の工事もすべて含まれるとは考えないようにします。

買い替えでニトリの回収を利用する場合、収集運搬料金4,400円(税込)/台とは別に家電リサイクル料金が必要です。4,400円だけで回収に必要な費用がすべて済むわけではありません。対象商品の購入台数と回収する商品が同商品・同数で、お届け先に回収品があることなどの条件もあります。

最後は、乾燥まで任せたいならニトリと東芝の設置込み見積額を比較し、東芝の運転時間・節電の選択に追加予算を出すかを決めます。乾燥不要ならハイアールも加え、洗濯機能と寸法で比較。その順番なら、安さだけで必要な機能を落とさず、自分の家で使える1台に絞れます。

ドラム式洗濯機のコスパ最強を選ぶポイントまとめ

この記事のまとめです。

  • 本体予算を抑えて乾燥7kgを確保したいなら、ニトリND120HL1が有力候補です。
  • ニトリの乾燥はヒートポンプにヒーターを加えたハイブリッド方式です。
  • 東芝TW-127XM5Lは乾燥の速さと節電を使い分けたい人向けです。
  • 東芝の約89分と約670Whは別の運転条件の値で、同時に得られる数字ではありません。
  • 乾燥不要ならハイアールJW-TD120SAも候補ですが、必ず安くなるとは限りません。
  • 電気代は洗濯のみ・洗濯乾燥・節電運転を区別し、同じ料金単価で比較します。
  • ニトリと東芝の候補は洗濯12kg・乾燥7kg。乾燥まで任せる量を基準に選びます。
  • 3候補はいずれも液体洗剤・柔軟剤の自動投入を備えています。
  • 設置判断には本体寸法だけでなく、搬入経路・扉・防水パン・給排水位置が必要です。
  • 掲載価格と在庫を確認し、送料・設置・部材・回収費まで含む見積額で決めましょう。
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この記事を書いた人

こんにちは!
「洗濯機のミカタ」を運営している ミカちゃん先生 です。

家電量販店での勤務経験と、洗濯機オタクな日常から得た知識を活かして、
「どの洗濯機を選べばいいの?」「この機能って何?」といった疑問に
やさしく、分かりやすくお答えしていきます。

ドラム式か縦型か、メーカーの違い、実際の使用感など、
洗濯機にまつわる情報をたっぷりお届けしていきますので、
あなたの洗濯機選びに、少しでもお役に立てればうれしいです♪

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