ドラム式洗濯機のおすすめ3選|乾燥容量・手入れ・設置で選ぶ

ドラム式洗濯機のおすすめ3選|乾燥容量・手入れ・設置で選ぶ

ドラム式洗濯機のおすすめは、何を優先するかで変わります。乾燥容量と手入れの負担を重視するなら日立BD-STX130M、6kgの洗濯乾燥と選べる自動投入タンクを重視するならパナソニックNA-LX127EL、奥行を抑えたいならシャープES-8XS1が候補です。

私は、まず「一度に乾かしたい量」と「置ける寸法」を決め、そのあとで便利機能を比べる選び方をおすすめします。洗濯12kgでも乾燥は6kgという機種があり、本体が置けても上方の空間や搬入経路が足りないことがあるためです。

ここでは2026年9月28日時点で確認できる公式情報をもとに、3機種の使い分けと購入前の判断ポイントを紹介します。

この記事のポイント
  • 乾燥容量4kg・6kg・7kgによる候補の使い分け
  • 運転量とモードを踏まえた消費電力量の比較
  • 自動投入と自動お掃除で省ける作業の違い
  • 設置寸法・搬入経路・購入総額の確認
目次

ドラム式洗濯機のおススメ3機種と使い分け

まずは乾燥容量・寸法・省きたい手間で比較

まずは乾燥容量・寸法・省きたい手間で比較

3機種はいずれもヒートポンプ式ですが、乾燥容量は4kg・6kg・7kgに分かれます。洗濯から乾燥までまとめて任せたいなら、この違いが最初の判断材料。干す衣類を分ける使い方なら、洗濯容量もあわせて比べましょう。

比較項目パナソニック NA-LX127EL日立 BD-STX130Mシャープ ES-8XS1
洗濯/乾燥容量12kg/6kg13kg/7kg8kg/4kg
外形寸法・幅×奥行×高さ639×722×1,060mm630×720×1,065mm640×600×1,040mm
乾燥方式ヒートポンプ方式ヒートポンプ式エコわざヒートポンプ乾燥
自動投入液体合成洗剤・柔軟剤+選べる第3タンク液体洗剤・柔軟剤液体洗剤・柔軟剤
比較したい特徴温水機能と選べるタンク乾燥フィルターレスと大容量糸くずフィルター奥行600mmと自動投入
向いている使い方6kgまで乾燥し、洗剤類の使い分けも重視7kgまで乾燥し、フィルターの手入れ頻度も抑えたい4kgまでの乾燥で足り、奥行を抑えたい

パナソニックの寸法は給・排水ホースを含む値、シャープは幅に排水ホース、高さに給水ホースを含む値です。日立は対象型式の取扱説明書に記載された外形寸法を示しています。いずれも、この数値だけで設置できるとは判断せず、ドアを開く空間や周囲の必要スペースまで見る必要があります。

NA-LX127EL:6kg乾燥と洗剤類の使い分けを重視する家庭に

パナソニックの「ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX127EL」は、洗濯12kg・乾燥6kg。洗濯乾燥の標準乾燥モードは、定格6kgで目安約98分、消費電力量約800Whです。6kgまでを乾燥まで仕上げたい家庭で、運転時間と機能の両方を比べたいときの候補になります。

特徴は「トリプル自動投入」。液体合成洗剤と柔軟剤に加え、第3タンクはおしゃれ着洗剤・酸素系液体漂白剤・汚れはがし剤から選べます。第3タンクに3種類を同時に入れる仕組みではありません。普段使う洗剤類のうち、何を自動化したいかが選ぶポイントです。

温水機能を備え、「約40℃おまかせ」「約30℃おしゃれ着」などのコースもあります。ただし、洗濯12kg・乾燥6kgという最大容量が、すべてのコースに当てはまるわけではありません。例えば毛布は洗濯6kgまで、洗濯乾燥3kgまで。

日常衣類の乾燥だけでなく、使いたいコースの対象と容量まで見て選びましょう。仕様の詳細はパナソニック公式ページで確認できます。

BD-STX130M:7kg乾燥とフィルターの手入れを重視する家庭に

BD-STX130M:7kg乾燥とフィルターの手入れを重視する家庭に

日立の「ドラム式洗濯乾燥機 ビッグドラム BD-STX130M」は、洗濯13kg・乾燥7kg。今回の3機種では、洗濯・乾燥ともに容量が最も大きい候補です。取扱説明書の対象型式はBD-STX130ML/BD-STX130MRで、容量は乾燥状態の布の質量を基準としています。

洗濯機のミカタ

日立 ドラム式洗濯乾燥機 ビッグドラム BD-STX130M BD-STX130M を探す

注目したいのは、乾燥フィルターをなくし、乾燥時のホコリや糸くずを本体下部の大容量糸くずフィルターに集める構造です。メーカーが示す手入れの目安は約2週間に1回。ただし、洗濯から乾燥まで7kgを1日1回運転した場合のメーカー調べで、衣類の量や種類によって異なります。

「毎回の乾燥フィルター掃除を減らしたい」という希望に合う特徴です。

一方、フィルターレスは手入れ全体が不要という意味ではありません。自動おそうじは乾燥のみの運転や一部のコースでは作動せず、汚れの種類や使用間隔によって洗い流せない場合もあります。液体洗剤・柔軟剤の自動投入やワイドカラー液晶タッチパネルも備えるため、容量に加えて操作のしやすさまで重視する方に向きます。

日立公式の製品情報で、機能と操作部をあわせて検討するとよいでしょう。

ES-8XS1:奥行を抑えつつ4kgまで乾燥したい家庭に

シャープの「プラズマクラスター ドラム式洗濯乾燥機 ES-8XS1」は、洗濯8kg・乾燥4kg。外形寸法の奥行は600mmで、設置場所の奥行に制約がある場合に検討したい機種です。ボディ幅は598mmですが、排水ホースを含む外形幅は640mm。

コンパクトという言葉だけで、幅も小さいと判断しないことが大切です。

洗濯機のミカタ

シャープ ES-8XS1 を探す

奥行を抑えた機種でも、液体洗剤・柔軟剤の自動投入とヒートポンプ乾燥を備えています。洗濯乾燥4kgの目安時間は約148分。毎回乾かしたい量が4kg以内で、機能も欲しい家庭に向きます。反対に、洗濯8kgをそのまま一度に乾かす用途には容量が足りません。

グレイングレー、ラスターホワイトのそれぞれに左開き・右開きが用意されています。置けるかどうかに加え、ドアを開けたときの洗面所の動線も選択材料です。また、「するポイフィルター」は糸くずが絡まりにくい構造の排水フィルターで、ゴミの取れ方は使用状況によって異なります。

詳しい寸法はシャープ公式の仕様ページに掲載されています。

ドラム式洗濯機のおススメを自宅に合わせて選ぶポイント

乾燥容量と電気代は、運転する量・モードをそろえて考える

容量は家族の人数だけで決めず、一度に乾かしたい衣類の量から考えましょう。例えば「洗濯するものは多いが、一部は干す」という使い方と、「洗ったものをまとめて乾燥する」という使い方では、重視する容量が変わります。

3機種とも洗濯容量より乾燥容量が小さいため、洗濯の数字だけを見て選ぶと、希望する使い方と合わないことがあります。

乾燥方式も判断材料です。例えばES-8XS1のヒートポンプ乾燥は、冷却水を使わず、ドラム内の空気を除湿しながら低温風で乾かす仕組み。ただし、ヒートポンプという名称だけで、機種ごとの消費電力量や所要時間が同じになるわけではありません。

機種・運転条件洗濯乾燥の容量消費電力量目安時間
NA-LX127EL・標準乾燥モード定格6kg約800Wh約98分
NA-LX127EL・省エネ乾燥モード定格6kg約620Wh約165分
ES-8XS1・洗濯〜乾燥4kg約800Wh約148分

NA-LX127ELは、省エネ乾燥モードのほうが消費電力量は少なく、目安時間は長くなります。時間を優先する日と、終了まで余裕がある日で考えたい違いです。一方、表の800Whという同じ値でも、パナソニックは6kg、シャープは4kgの条件。

これだけで「電気代も乾燥性能も同じ」とは言えません。実際の運転時間や消費電力量は、衣類の素材や入れ方などでも前後します。

ES-8XS1の公式な費用目安は、洗濯乾燥4kgで電気代24.8円、水道代を含めて35.0円です。電気は31円/kWh、水道・下水道はそれぞれ137円/m³・125円/m³の税込目安単価によるもの。

公式ページでは2025年7月現在の条件として掲載されており、家庭の契約単価を保証する金額ではありません。本体価格とあわせて見る際も、この条件付きの目安として扱いましょう。

自動投入と自動お掃除は、対象と残る手入れを比べる

自動投入と自動お掃除は、対象と残る手入れを比べる

自動投入を選ぶときは、タンクの数より「自分が使うものを任せられるか」を見ます。液体洗剤と柔軟剤の計量を省きたいなら、日立とシャープも候補。おしゃれ着洗剤などを選べる第3タンクまで欲しいなら、パナソニックの特徴が生きます。

機能名を比べる前に、普段の洗濯で省きたい作業を一つ決めると、価格差に納得できるかを判断できます。

自動投入にも手入れはあります。ES-8XS1では、投入経路に洗濯のたびに水が流れる構造を採用し、手入れは6か月に1回程度が目安。ただし、同じ洗剤・柔軟剤を使い、1日2回洗濯する条件での目安です。使用状況によって頻度は異なるため、「半年間は何も見なくてよい」という意味には受け取らないようにしましょう。

自動お掃除も、洗濯槽・乾燥経路・ドアパッキンなど、どの部分を洗う機能なのかを分けて見ます。ES-8XS1の「洗濯槽自動お掃除」は工場出荷時にはオフ。設定すると標準/おうち流コースの洗濯または洗濯乾燥で、水量が約5L、時間が約2分増えます。

また、ドアパッキンは洗い流せない汚れがあるため、メーカーは2〜3週間に1回程度、内側を確認して付着物を取り除くよう案内しています。

日立の乾燥フィルターレスと、シャープの投入経路の手入れ目安は、そもそも対象の部品が違います。「約2週間」と「約6か月」を並べて、どちらが手入れ不要に近いかを比べることはできません。乾燥後のフィルター掃除が気になるのか、洗剤タンクの管理が気になるのか。負担に感じる作業に対応した機能を選びましょう。

防水パンだけでなく、上方・ドア・搬入経路まで測る

設置前に測る場所は、防水パン、設置面から上部の棚や天井まで、蛇口までの高さ、壁からの奥行です。パナソニックの設置案内も、この4点を挙げています。さらにNA-LX127ELの製品ページでは、本体高さ1,011mmに加えて上方300mm以上の空間が必要とされています。

外形の高さだけが収まればよいわけではありません。

NA-LX127ELとES-8XS1は、対応する防水パンの内寸奥行が540mm以上とされています。ただし、この条件だけで両機種の設置可否は決まりません。ES-8XS1は真下排水の場合、条件に応じて別売のサービス部品が必要です。

排水口の位置、ホースの取り回し、ドア全開時の空間も含め、購入する型番で確認しましょう。

搬入経路は、玄関から洗濯機置き場まで実際に通れる幅を測ります。ドアの厚みやヒンジ、廊下の手すり、ドアノブ、靴箱の取っ手などが出ている部分は差し引くのが、パナソニック公式の案内です。集合住宅なら共用階段も対象で、エレベーターは洗濯機と人が一緒に入る空間が必要。

曲がり角など住居構造に不安がある場合は、測った内容を購入店に伝えて搬入可否を判断してもらいましょう。

予算は必要な機能を絞り、設置を含む総額で判断する

予算は必要な機能を絞り、設置を含む総額で判断する

価格を比べる前に、「乾燥は何kg必要か」「設置寸法は合うか」「追加料金を払ってでも欲しい機能は何か」の順で条件を決めましょう。7kg乾燥が必要なら日立、6kg乾燥と第3タンクを重視するならパナソニック、4kg乾燥で足りて奥行を抑えたいならシャープ、という絞り方です。

必要な容量を削ってまで、便利機能を増やす選び方はおすすめしません。

BD-STX130MとES-8XS1は、公式にはオープン価格です。ここでは一律の販売価格や最安順位を置かず、購入店の見積もりで比べることをおすすめします。その際、本体だけの表示額なのか、配送・設置や今の洗濯機の引き取りまで含むのかを分けて見てください。

例えばパナソニック公式の商品ページでは、掲載価格に配送・設置調整費、部材・工事費、使用済み商品の引き取り費などは含まれないと案内されています。特殊な搬入や別途作業で追加費用がかかる場合もあります。

これは同社公式通販の案内なので、他店にも同じ条件が当てはまると考えず、それぞれの見積もりの内訳を比べましょう。

最後に迷ったら、毎回使う機能へ戻って考えてみてください。洗濯から乾燥まで任せる量、洗剤類の計量、乾燥後のフィルター掃除。このうち自分の家事で負担が大きいものに合う機種を、設置可能な候補の中から選ぶのがおすすめです。

ドラム式洗濯機のおススメと選び方のまとめ

この記事のまとめです。

  • NA-LX127ELは、洗濯12kg・乾燥6kgと選べる第3タンクを重視する家庭の候補です。
  • BD-STX130Mは、洗濯13kg・乾燥7kgと乾燥フィルターレスが特徴です。
  • ES-8XS1は、洗濯8kg・乾燥4kgで、外形奥行600mmを重視する場合の候補です。
  • 乾燥まで使うなら、洗濯容量だけでなく一度に乾かしたい量を基準に選びます。
  • 消費電力量は容量・運転モードとセットで比較し、同じ800Whでも条件の違いを見ます。
  • NA-LX127ELの省エネ乾燥モードは、標準乾燥モードより消費電力量が少なく、目安時間は長くなります。
  • 自動投入は普段使う洗剤類との対応、自動お掃除は対象部品と残る手入れで判断します。
  • 日立の糸くずフィルターの約2週間という手入れ目安は、洗濯乾燥7kgを1日1回運転する条件です。
  • 防水パンの内寸だけでなく、上方・蛇口・排水・ドアを開く空間と搬入経路も確認します。
  • 購入価格は、必要な機能を絞ったうえで配送・設置・引き取りなどの内訳を含めて比較します。
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この記事を書いた人

こんにちは!
「洗濯機のミカタ」を運営している ミカちゃん先生 です。

家電量販店での勤務経験と、洗濯機オタクな日常から得た知識を活かして、
「どの洗濯機を選べばいいの?」「この機能って何?」といった疑問に
やさしく、分かりやすくお答えしていきます。

ドラム式か縦型か、メーカーの違い、実際の使用感など、
洗濯機にまつわる情報をたっぷりお届けしていきますので、
あなたの洗濯機選びに、少しでもお役に立てればうれしいです♪

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